平成21年度 秋期 ITパスポート試験 問21−40 問題編




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ITパスポート

(エントリ試験)

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問21 新製品の開発に当たって生み出される様々な成果のうち、著作権法による保護の対象となるものはどれか。
機能を実現するために考え出された独創的な発明
機能を実現するために必要なソフトウェアとして作成されたプログラム
新製品の形状、模様、色彩など、斬新な発想で創作されたデザイン
新製品発表に向けて考え出された新製品のトレードマーク

問22 ECサイトに関連するマーケティング施策のうち、マーケティングミックスを構成する4PのPlaceに関連するものはどれか。
ECサイトでの販売に際し、ECサイト専用の商品を開発した。
ECサイトへの来訪者数を増加させるために、検索連動型広告を活用した。
従来、代理店を通じて販売していた商品のECサイトでの直販を開始した。
販売代理店への手数料が不要になったので、ECサイトで直販する商品の価格を下げた。

問23 労働基準法において、時間外及び休日の労働を認めるために規定されていることはどれか。
会社の就業規則が作成されていること
本人の労働意思が個別に確認されていること
労使の協定を書面で締結し、行政官庁に届け出ること
割増賃金について、支給細目が決まっていること

問24 PCやインターネットなどのITを利用する能力や機会の違いによって、経済的又は社会的な格差が生じることを何というか。
アクセシビリティ
ダイバーシティ
ディジタルディバイド
ディジタルデモクラシー

問25 ソフトウェアライフサイクルプロセスにおいて、システム化計画の立案で行うべき作業はどれか。
経営要求、課題の確認
システム要求の定義
導入の費用対効果の予測
ベンダ企業の評価基準の作成

問26 インターネット上の広告手法の一つであるアフィリエイトを説明したものはどれか。
あらかじめ受信者の許可を得て、興味のある分野の広告を電子メールで送る。
個人のホームページなどに企業の広告やWebサイトへのリンクを掲載し、誘導実績に応じた報酬を支払う。
自社のWebサイトを検索エンジンの検索効果の上位に掲載させる。
大規模なポータルサイトなどに自社のWebサイトへの入り口となる画像を設置し、誘導する。

問27 製品やサービスの価値を機能とコストの関係で把握し、体系化された手順によって価値の向上を図る手法はどれか。
重要成功要因
バリューエンジニアリング
バリューチェーン
付加価値分析

問28 組込みシステムの特徴として、最も適切なものはどれか。
組込みシステムの開発や稼動には、専用のOSを使用する。
組込みシステムの稼動には、ネットワークへの接続が必要である。
組込みシステムは機器内部の制御用であり、ユーザインタフェースは不要である。
組込みシステムは専用化されたハードウェアやソフトウェアからなる。

問29 現行システムの使用を開始してから10年が経過し、その間に業務内容も変化してきた。そこで、全面的に現行システムを開発し直すことになった。開発が、システム要求の分析と、それに基づく要求定義を行う場合、開発者のシステム利用部門とのかかわり方として、適切なものはどれか。
客観的に対象業務を分析するために、システム利用部門とかかわることは避ける。
システム要件は、システム利用部門と共同でレビューを行う。
システム利用部門の意見は参考であり、システム要件は開発者が決定する。
システム利用部門の作成した現行システムの操作マニュアルを基に、要求される機能を決定する。

問30 ある作業を6人のグループで開始し、3か月経過した時点で全体の50%が完了していた。残り2か月で完了させるためには何人の増員が必要か。ここで、途中から増員するメンバの作業効率は最初から作業している要員の70%とし、最初の6人のグループの作業効率は残り2か月も変わらないものとする。

問31 サービスデスクがシステムの利用者から障害の連絡を受けた際の対応として、インシデント管理の観点から適切なものはどれか。
再発防止を目的とした根本的解決を、復旧に優先して実施する。
システム利用者の業務の継続を優先し、既知の回避策があれば、まずそれを伝える。
障害対処の進捗状況の報告は、連絡を受けた先だけに対して行う。
障害の程度や内容を判断し、適切な連絡先を紹介する。

問32 あるシステムの開発において、システムを24時間連続稼動させることになった。稼働時間について利用部門と取決めを行う工程はどれか。
システム結合テスト
システムテスト
システム要件定義
ソフトウェア方式設計

問33 ソフトウェア詳細設計書に関する記述として、適切なものはどれか。
ソフトウェア詳細設計書には、システム結合テストのためのテスト仕様が含まれる。
ソフトウェア詳細設計書に基づいてプログラミングが実施される。
ソフトウェア詳細設計書は、システム要件定義の終了を契機として作成が開始される。
ソフトウェア詳細設計書は、将来のメンテナンス用として、単体テストが完了した後で完成させる。

問34 プロジェクトを管理する上で、プロジェクトマネージャが考慮すべき制約条件の組合わせとして、適切なものはどれか。
対象範囲、納期、予算
対象範囲、納期、リスク
対象範囲、予算、リスク
納期、予算、リスク

問35 SLAに含めることが適切な項目はどれか。
サーバの性能
サービス提供時間帯
システムの運用コスト
新規サービスの追加手順

問36 図は、リスクシミュレーションを基に、あるプロジェクトの見積もりコストに対して最終的にその額に収まる確率を示したものである。現在、プロジェクトの予算として4,000万円を用意している。実際のコストが見積もりコストを上回ってしまう確率を20%まで引き下げるためには、予備として、あとおよそ何百万円用意することが妥当か。

画像(問36)を表示できません
1,000
2,000
4,800
9,000

問37 ソフトウェア要件として明確に規定するものはどれか。
開発環境のディスク容量
システム化目標
データ定義
データベースの最上位レベルの設計

問38 ソフトウェア保守に含まれるものはどれか。
工期内に開発が終わらないことが分かり、あらかじめ開発要員を増員する。
障害を引き起こす可能性のあるプログラムを見つけ、あらかじめ修正する。
取り扱うデータ量が増えてきたので、あらかじめディスクを容量の大きなものに変更する。
要求仕様からプログラムの開発量を、あらかじめ予測する。

問39 プログラムの開発作業で担当者A〜Dの4人の工程ごとの生産性が表のとおりのとき、4人同時に見積もりステップ数が12kステップのプログラム開発を開始した場合に、最初に開発を完了するのはどれか。

画像(問39)を表示できません

問40 情報システムのファシリティマネジメントの対象範囲はどれか。
IT関連設備について、最適な使われ方をしているかを常に監視し改善すること
工場の生産ラインの制御にコンピュータやネットワークを利用して、総合的に管理すること
顧客データベースで顧客に関する情報を管理することによって、企業が顧客と長期的な関係を築くこと
取引先との受発注、資材の調達から在庫管理、製品の配達などといった事業計画にITを使用して、総合的に管理すること。