問32 |
無線LANのセキュリティ技術に関する記述のうち、適切なものはどれか。 |
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ア |
ESS−ID及びWEPを使ってアクセスポイントと通信するには、クライアントにEAP(Extensible Authentication Protocol)を実装する必要がある。 |
イ |
WEPの暗号化鍵の長さは128ビットと256ビットがあり、どちらを利用するかによって処理速度とセキュリティ強度に差が生じる。 |
ウ |
アクセスポイントにMACアドレスを登録して認証する場合、ローミング時にEES−IDを照合しない。 |
エ |
無線LANの複数のアクセスポイントが、1台のRADIUSサーバと連携してユーザ認証を行うことができる。 |
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解答 |
いろいろと用語がたくさん登場するので、以下にまとめます。
ESS−ID:無線ネットワークにおける識別子(ネットワーク名のようなもの)。
EAP:認証プロトコルの一つであり、各種の拡張認証方式を利用するための手続きをまとめたものである。
WEP:無線通信における暗号化技術の一つ。
MACアドレス:データリンク層におけるネットワークインタフェースの識別を行うための番号のこと。
ローミング:契約している通信事業者のサービスを、エリア外であっても、提携している他の事業者の利用して受けられるようにする仕組み。
RADIUS:ネットワーク資源へのアクセスの許可・拒否などを含めたリモートアクセス制御を行うネットワーク機器
RADIUSサーバには、ユーザ管理も可能なので、複数のアクセスポイントを利用してユーザ認証を行うことも可能です。 |
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