問2 |
クロスサイトリクエストフォージェリの説明として、適切なものはどれか。 |
|
ア |
Webサイトに利用者を誘導して、Webサイトの入力データ処理の欠陥を悪用し、利用者のブラウザで悪意のあるスクリプトを実行する。 |
イ |
サーバ内の想定外のファイル名を直接入力することによって、本来は許されないファイルを不正に閲覧する。 |
ウ |
セッションIDによってセッションが管理されるとき、ログイン中の利用者のセッションIDを不正に取得し、その利用者に成りすましてアクセスする。 |
エ |
攻撃者の用意したページにアクセスしたときに、HTTPリクエストを送信させられ、掲示板に意図しない書き込みなどをさせられる攻撃である。 |
|
|
解説 |
クロスサイトフォージェリとは、HTTPリクエストを悪用した攻撃です。2005年4月にmixiで『ぼくはまちちゃん! こんにちはこんにちは!!』という文章が書きこまれることで注目されました。
具体的な例が、ウィキペディアに載っていたのできちんと理解しておくといいでしょう。
wikipedia クロスサイトフォージェリ
選択肢アは、クロスサイトスクリプティングの説明です。
選択肢イは、ディレクトリトラバーサル攻撃の説明です。
選択肢ウは、セッションハイジャックの説明です。 |
|
意図 |
クロスサイトスクリプティングは、情報セキュリティアドミニストレータなどで何度か出題されていますが、クロスサイトフォージェリについては、一度も出題されていなかったので出題しました。 |
|