問60 |
“甘味”、“うま味”、“塩味”、“酸味”、“苦味”の5種類の味覚を、6ビット(2進数で6けた)の数値で符号化する。これらを組み合わせた複合味を、数値の加減算表で表現できるようにしたい。たとえば、“甘味”と“酸味”を組み合わせた“甘酸っぱい”という複合味を、それぞれの数値を加算して表現するとともに、逆に“甘酸っぱい”から“甘味”成分を取り除いた“酸味”を減算で表現できるようにしたい。味覚の符号として、適切なものはどれか。 |
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解答 |
ウ/エ(IPAのミスにより正解が2つあります。) |
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解説 |
それぞれについて検証していきます。
選択肢ア:うま味+塩味=酸味(000001+000010=000011)となっており、複合味に矛盾が生じる
選択肢イ:あま味+うま味=塩味(000001+000001=000011)となっており、複合味に矛盾が生じる
選択肢ウ:それぞれが、各桁に対応しており、すべての味を足しても011111となり、一意にそれぞれを分解できる。
選択肢エ:すべての組合せを検証し、条件を満たす
IPAのミスにより選択肢エも正解として認められましたが、互いに干渉しない桁数に対応付ける選択肢ウの方がより適切であるといえます。 |
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