問39 |
SLAとSLMに関する説明のうち、適切なものはどれか。 |
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ア |
SLAとはサービス提供者から提示されるサービス改善の提案書であり、SLMとはサービスレベルを維持するための技術的な手段を提供する活動である。 |
イ |
SLAとはサービス提供者とサービス利用者との間で取り決めたサービスレベルの合意書であり、SLMとはITサービスの品質を維持し、向上させるための活動である。 |
ウ |
SLAにはサービスレベルの達成度合いを測定し、問題を発見する活動が規定され、SLMには問題解決のための技術的な手段が規定される。 |
エ |
SLAの狙いはサービスレベルのさらなる向上を図ることにあり、SLMの狙いはサービスの内容、要求水準などの共通認識を得ることにある。 |
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解説 |
SLAとSLMについて以下にまとめます。
SLA(Service Level Agreement)とは、サービス品質保証契約ともよばれ、継続したサービスに関する取り決めを行うものです。利用者と提供者が取り交わす契約事項であり、課金項目、問合せ受付時間、システム障害時の復旧時間などの項目が盛り込まれます。また、契約事項が実行されなかった場合の補償規定も盛り込まれることもあります。
SLM(Service Level Management)とは、サービス水準管理ともよばれ、SLAを遵守するために行う維持・管理の取り組みをいいます。 |
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