平成25年度 秋期 ITパスポート試験 問61-80 問題編




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ITパスポート試験

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問61 ペイント系ソフトウェアで用いられ、グラフィックスをピクセル呼ばれる点の集まりとして扱う方法であるラスタグラフィックスの説明のうち、適切なものはどれか。
CADで広く用いられている。
色の種類や明るさが、ピクセルごとに調節できる。
解像度の高低にかかわらずファイル容量は一定である。
拡大しても図形の縁などにジャギー(ギザギザ)が生じない。

問62 ブロードバンド回線の特徴のうち、適切なものはどれか。
ADSLモデムを利用することで、CATV網でもブロードバンドインターネットを利用することができる。
動画などの大容量データの通信に適した回線である。
複数の利用者で広帯域を共有するので、常時接続には適さない。
ブロードバンドルータは、光ファイバ網だけで使用される。

問63 IPv6に関する記述として、適切なものはどれか。
アドレス空間が128ビットの大きさをもつので、IPv4に比べて多くのアドレスを割り当てることができる。
一つのLANでIPv4とIPv6を共存させることはできない。
有線LAN専用のプロトコルなので、無線LANで利用することはできない。
利用には通常のツイストペアケーブルではなく、光ファイバケーブルが必要である。

問64 次の真理値表で示される入力x,yに対する出力zが得られる論理演算式はどれか。

画像(問64)を表示できません
x AND y
NOT(x AND y)
NOT(x OR y)
x OR y

問65 通信プロトコルの説明のうち、適切なものはどれか。
DHCPはWeb閲覧のプロトコルである。
FTPはファイル転送のプロトコルである。
NTPは設定するIPアドレスなどの情報をサーバから取得するプロトコルである。
POPはメールクライアントがメールを送信するプロトコルである。

問66 マルチコアプロセッサに関する記述のうち、最も適切なものはどれか。
1台のPCに複数のマイクロプロセッサを搭載し、各プロセッサで同時に同じ処理を実行することによって、処理結果の信頼性の向上を図ることを目的とする。
演算装置の構造とクロック周波数が同じであれば、クアッドコアプロセッサはデュアルコアプロセッサの4倍の処理能力をもつ。
処理の負荷に応じて一時的にクロック周波数を高くして高速処理を実現する。
一つのCPU内に演算などを行う処理回路を複数個もち、それぞれが同時に別の処理を実行することによって処理能力の向上を図ることを目的とする。

問67 あるトランザクション処理は、@共有領域から値を読み取り、A読み取った値に数値を加算し、B結果を共有領域に書き込む手順になっている。複数のトランザクションを並列に矛盾なく処理するためには、トランザクション処理のどの時点で共有領域をロックし、どの時点でロックを開放するのが適切か。

画像(問67)を表示できません
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問68 パケット交換方式に関する記述のうち、適切なものだけを全て挙げたものはどれか。

a インターネットにおける通信で使われている方式である。
b 通信相手との通信経路を占有するので、帯域保証が必要な通信サービスに向いている。
c 通信量は、実際に送受信したパケットの数やそのサイズを基にして算出される。
d パケットのサイズを超える動画などの大容量データ通信には利用できない。
a,b,c
a,b,d
a,c
b,c

問69 RSSの説明として、適切なものはどれか。
Webサイトの色調やデザインに統一性をもたせるための仕組みである。
Webサイトの見出しや要約などを記述するフォーマットであり、Webサイトの更新情報の公開に使われる。
Webページに小さい画像を埋め込み、利用者のアクセス動向の情報を収取するために用いられる仕組みである。
年齢や文化、障害の有無にかかわらず、多くの人が快適に利用できるWeb環境を提供する設計思想である。

問70 OSに関する記述のうち、適切なものはどれか。
1台のPCに複数のOSをインストールしておき、起動時にOSを選択できる。
OSはPCを起動させるためのアプリケーションプログラムであり、PCの起動後は、OSは機能を停止する。
OSはグラフィカルなインタフェースをもつ必要があり、全ての操作は、そのインタフェースで行う。
OSは、ハードディスクドライブだけから起動することになっている。


問71 WANに関する記述として、最も適切なものはどれか。
ADSL、光ファイバなど、データ通信に使う周波数帯域が広く、高速通信が可能である。
あらゆる情報端末や機器が、有線や無線の多様なネットワークによって接続され、いつでもどこからでも様々なサービスが利用できる。
ケーブルの代わりに電話を利用して構築する。
通信事業者のネットワークサービスを利用して、本社−支店間など地理的に離れたLAN同士を結ぶ。

問72 情報セキュリティ対策に関する記述a〜cのうち、通信内容を暗号化することによって実現できることだけを全て挙げたものはどれか。

a 通信途中に改ざんされたデータを復旧する。
b 通信内容を第三者に知られないようにする。
c 盗聴された場合に、盗聴した者を特定する。
a
a,b
a,c
b

問73 Webの通信で使用されるHTTPSに関する説明のうち、適切なものはどれか。
HTTPによる通信を二重化して可用性を高めるためのプロトコルはである。
HTTPよりも通信手順を簡略化するためのプロトコルである。
SSLを使って通信内容を暗号化するためのプロトコルである。
Webを使った商取引の説明を保証するためのプロトコルである。

問74 ゼロデイ攻撃の説明として、適切なものはどれか。
TCP/IPのプロトコルのポート番号を順番に変えながらサーバにアクセスし、侵入口と成り得る脆弱なポートがないかどうかを調べる攻撃
システムの管理者や利用者などから、巧妙な話術や盗み見などによって、パスワードなどのセキュリティ上重要な情報を入力して、利用者になりすましてシステムに侵入する攻撃
ソフトウェアに脆弱性が存在することが判明したとき、そのソフトウェアの修正プログラムがベンダから提供される前に、判明した脆弱性を利用して行われる攻撃
パスワードの割り出しや暗号の解読を行うために、辞書にある単語を大文字と小文字を混在させたり数字を加えたりすることで、生成した文字列を手当たり次第に試みる攻撃

問75 情報セキュリティの機密性を直接的に高めることになるものはどれか。
一日の業務の終了時に機密情報のファイルの操作ログを取得し、漏えいの痕跡がないことを確認する。
機密情報のファイルにアクセスするときに、前回のアクセス日付が適切かどうかを確認する。
機密情報のファイルはバックアップを取得し、情報が破壊や改ざんされてもバックアップから復旧できるようにする。
機密情報のファイルを暗号化し、漏えいしても解読されないようにする。

問76 2バイトで1文字を表すとき、何種類の文字まで表せるか。
32,000
32,768
64,000
65,536

問77 マルウェアの説明として、適切なものはどれか。
インターネットから社内ネットワークへの不正侵入を検知する仕組み
コンピュータウイルス、ワームなどを含む悪意のあるソフトウェアの総称
ネットワークを介し、コンピュータ間でファイル共有を行うソフトウェアの総称
話術や盗み聞きなどによって、社内の情報を盗み出す行為

問78 スキャナの説明として、適切なものはどれか。
紙面を走査することによって、画面を読み取ってディジタルデータに変換する。
底面の発光器と受光器によって移動の量・方向・速度を読み取る。
ペン型器具を使って盤面上の位置を入力する。
指で触れることによって画面上の位置を入力する。

問79 企業内ネットワークからも、外部ネットワークからも論理的に隔離されたネットワーク領域であり、そこに設置されたサーバが外部から不正アクセスを受けたとしても、企業内ネットワークには被害が及ばないようにするためのものはどれか。
DMZ
DNS
DoS
SSL

問80 Webページの作成・編集において、Webサイト全体の色調やデザインに統一性をもたせたい場合、HTMLと組み合わせて利用すると効果的なものはどれか。
CSS(Cascading Style Sheets)
SNS(Social Networking Service)
SQL(Structured Query Language)
XML(Extensible Markup Language)