問75 |
企業活動におけるBCPを説明したものはどれか。 |
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ア |
企業が事業活動を営む上で、社会に与える影響に責任をもち、あらゆるステークホルダからの要求に対し適切な説明責任を果たすための取組のこと |
イ |
形式知だけでなく、暗黙知を含めた幅広い知識を共有して活用することで、新たな知識を創造しながら経営を実践する経営手法のこと |
ウ |
災害やシステム障害など予期せぬ事態が発生した場合でも、重要な業務の継続を可能とするために事前に策定される行動計画のこと |
エ |
組織体の活動に伴い発生するあらゆるリスクを、統合的、包括的、戦略的に把握、評価、最適化し、価値の最大化を図る手法のこと |
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解説 |
BCP(business continuity plan:事業継続計画)とは、災害や事故などによって業務が停止しないように、事前にまとめられた行動基準となる対策文章のことです。自社のプロセスが抱えるリスクを分析し作成されます。
また、BCM(business continuity management:事業継続管理)とは、BCPを発展させ、BCPの策定、導入、運用、見直しなどの継続的なマネジメントを言います。
選択肢アは企業の社会的責任・CSR・ステークホルダ経営等の説明です。
選択肢イはナレッジマネジメントの説明です。
選択肢エは全社的リスクマネジメント(ERM:Enterprise Risk Management)の説明です。 |
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