問43 |
Autorun.infを悪用したUSBワームの説明のうち、適切なものはどれか。 |
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ア |
USB接続可能なICレコーダは、音声データを取り扱うものなので、USBワームに感染することはない。 |
イ |
暗号化USBメモリは、メモリ上のデータが暗号化されているので、USBワームに感染することはない。 |
ウ |
自動実行するワーム自体をUSBメモリ内のAutorun.infファイルに埋め込む。 |
エ |
特定ワームのファイル名を登録したAutorun.infファイルをUSBメモリ内に作成する。 |
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解説 |
Autorunとは、デバイスを起動したときに自動的に起動するように設定するものです。inf拡張子は定義ファイルのことです。市販されているソフトウェアなどは、自動的にインストールができるように、このAutorun.infにopen=実行ファイルのように記述されています。(他にもアイコンの指定などができます。)
ワームは、自己増殖をするタイプの悪意のあるソフトウェア(コンピュータウィルスとする場合もある)なので、Autorunのなかに、自分が実行されるように指定しておけば、デバイスを起動するだけで、増殖の機会を得ることになります。なお、Autorun.inf自体はテキストデータなので、このファイル自体にワームを埋め込むことはできません。 |
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