平成23年度 春期 応用情報技術者試験 問21−40 解答編




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応用情報

(応用情報技術者試験)

解答と解説のページです。

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問21 仮想記憶方式のコンピュータにおいて、実記憶に割り当てられるページ数は3とし、追い出すページを選ぶアルゴリズムは、FIFOとLRUの二つを考える。あるタスクのページのアクセス順序が1,3,2,1,4,5,2,3,4,5のとき、ページを置き換える回数の組み合わせとして適切なものはどれか。
画像(問21ans)を表示できません
解答
解説 それぞれのアルゴリズムで追跡していきます。

FIFO(First In First Out):最初に読んだものから順に置き換える
1回目:1を入れる[1,,]
2回目:3を入れる[3,1,]
3回目:2を入れる[2,3,1]
4回目:1を参照する[2,3,1]
5回目:4を入れる[4,2,3](1が追い出される)
6回目:5を入れる[5,4,2](3が追い出される)
7回目:2を参照する[5,4,2]
8回目:3を入れる[3,5,4](2が追い出される)
9回目:4を参照する[3,5,4]
10回目:5を参照する[3,5,4]

よって、ページアウトは3回

LRU(Least Recently Used):最後に参照されてから最も時間が経過したものから順に置き換える
1回目:1を入れる[1,,]
2回目:3を入れる[3,1,]
3回目:2を入れる[2,3,1]
4回目:1を参照し最新にする[1,2,3]
5回目:4を入れる[4,1,2](3が追い出される)
6回目:5を入れる[5,4,1](2が追い出される)
7回目:2を入れる[2,5,4](1が追い出される)
8回目:3を入れる[3,2,5](4が追い出される)
9回目:4を入れる[4,3,2](5が追い出される)
10回目:5を入れる[5,4,3](2が追い出される)

よって、ページアウトは6回

問22 あるコンピュータ上で、異なる命令形式のコンピュータで実行できる目的プログラムを生成する言語処理プログラムはどれか。
エミュレータ
クロスコンパイラ
最適化コンパイラ
プログラムジェネレータ
解答
解説 それぞれの用語を以下にまとめます。

エミュレータ:ほかのコンピュータ用のプログラムを実行するプログラム。(Linux上でWindowsのAPIを提供するプログラムなど)
クロスコンパイラ:コンパイルを実施するコンピュータとは異なるアーキテクチャをもったコンピュータで動作するオブジェクトコードを生成するコンパイラ
最適化コンパイラ:プログラムコードを解析して、実行時の処理時間効率を上げたり、メモリ使用量を少なくするオブジェクトコードを生成するコンパイラ(gccでは-Oというオプションで可能です)
プログラムジェネレータ:ソースジェネレータとも呼ばれ、条件やパラメタを入力するとプログラムを出力するようなプログラムをいいます。

問23 OSS(Open Source Software)の特徴のうち、適切なものはどれか。ここで、OSSはOSI(Open Source Initiative)によるOSD(The Open Source Definition)の定義に基づくものとする。
OSSはフリーソフトと同様に無償で入手できるが、商用システムの開発への利用は禁止されている。
OSSをパッケージ化したり、自社のソフトウェアを組み合わせたりして、有償で販売することができる。
システム開発で利用するためにソースコードを入手できるが、利用者がある数以上になるとライセンス料が発生する。
複製と改良は自由にできるが、改良したソフトウェアを再頒布することはできない。
解答
解説 一般的にOSS(オープンソースソフトウェア)はOSI(Open Source Initiative)が定義したOSD(The Open Source Definition)の以下の10個の条件を満たしたものをさします。

1. 自由な再頒布ができること
2. ソースコードを入手できること
3. 派生物が存在でき、派生物に同じライセンスを適用できること
4. 差分情報の配布を認める場合には、同一性の保持を要求してもかまわない
5. 個人やグループを差別しないこと
6. 適用領域に基づいた差別をしないこと
7. 再配布において追加ライセンスを必要としないこと
8. 特定製品に依存しないこと
9. 同じ媒体で配布される他のソフトウェアを制限しないこと
10. 技術的な中立を保っていること

なお、著作権は放棄されておらず、著作権が放棄されたソフトをパブリックドメインソフトといいます。さらに無償である義務もありません。 条件5、6により制限的な配布はできません。

選択肢イ:商用システムの利用も可能です。
選択肢ウ:利用者数とライセンス料は関係ありません。
選択肢エ:プログラムの再配布を行うことは可能です。

問24 NAND素子を用いた次の組み合わせ回路の出力Zを表す式はどれか。ここで、論理回路中の・は論理積、+は論理和、はXの否定を表す。

画像(問24)を表示できません
X・Y
X+Y
X・Y
X+Y
解答
解説 順番に論理式を計算していきます。

画像(問24kai)を表示できません

なお、NANDのように1つの演算子でAND、OR、NOTを作れるような演算子を最小万能演算子といいます。

問25 PLC(Power Line Communications)の特徴として、適切なものはどれか。
データ線と電力線とを分離した2線通信技術
電力線と情報信号を乗せて通信する技術
電力線をアンテナとして使う無線通信技術
電話線を使い、上りと下りで非対称な速度でデータ通信を行う技術
解答
解説 PLCは電力線搬送通信とも呼ばれ、電力線を信号線として活用する技術をいいます。電力線をそのまま通信インフラに利用でき、インターネットへの接続も可能です。通信速度としては数Mbps〜数百Mbps程度です。

問26 Webページの設計の例のうち、アクセシビリティを高める観点から適切なものはどれか。
音声を利用者に確実に聞かせるために、表示時に自動的に再生する。
体裁の良いレイアウトにするために、表組みを用いる。
入力が必須な項目は、色で強調するだけでなく、項目名の隣に“(必須)”などと明記する。
ハイパリンク先の内容が予測できるように、ハイパリンク画像のalt属性にリンク先のURLを付記する。
解答
解説 アクセシビリティとは、障害を持っている方や高齢者の方などがシステムを利用しやすい性質をいいます。

選択肢ア:音声の読み上げはある程度有用ですが、聴覚障害者の方にはアクセシビリティの向上になりません。
選択肢イ:適切な表組みは、見易さの向上になりますが、アクセシビリティの向上にはなりません。
選択肢ウ:項目の強調や“必須”を付け足すことは、視覚弱者や入力忘れなどを補助することになり、アクセシビリティの向上につながります。
選択肢エ:ハイパリンクのalt属性にURLを付記しても、内容を予測することは難しいので、アクセシビリティの向上にはなりません。

問27 動画や音声などのマルチメディアコンテンツのレイアウトや再生のタイミングをXMLフォーマットで記述するためのW3C勧告はどれか。
Ajax
CSS
SMIL
SVG
解答
解説 選択肢の用語を以下にまとめます。

Ajax(Asynchronous JavaScript + XML):ブラウザ上でJavaScriptとXMLを用いて非同期に再描画を行う仕組みです。
CSS(Cascading Style Sheets):HTML等で記述されたページを装飾するために用いられる仕様です。
SMIL(Synchronized Multimedia Integration Language):マルチメディアコンテンツ(静止画、動画、音声、文章)をXMLベースで扱う統合言語です。
SVG(Scalable Vector Graphics):XMLベースのベクター画像言語です。

問28 “社員扶養家族”表の列“社員番号”の値が“社員”表の候補キーに存在しなければならないという制約はどれか。
一意性制約
形式制約
参照制約
ドメイン制約
解答
解説 それぞれの制約を以下にまとめます。

一意性制約:値の重複が認められないという制約です。primary key(主キー)やuniqueなどがこの制約になります。
形式制約:文字列や数値型、桁数などの特定の条件の形式に制限する制約です。
参照制約:他の表を参照しているため、その外部の表に実態がある必要がある制約です。foregin key(外部キー)がこの制約になります。
ドメイン制約:数値などで、特定の値の範囲に入るよう制限する制約です。

問29 関係データベースにおいて、表の中から特定の列だけを取り出す操作はどれか。
結合(join)
射影(projection)
選択(selection)
和(union)
解答
解説 関係データベースの操作に関する用語をまとめます。

結合:2つ以上の表を元に、1つの表として作り出すこと
射影は、条件にあった列を取り出すこと
選択は、条件にあった行を取り出すこと
挿入は、条件にあった行を表に入れること
削除は、条件にあった行を表から除くこと

和(和集合)は、複数の表を1つの表に足し合わせる演算を言います

問30 “社員”表と“人事異動”表から社員ごとの勤務成績の平均を求める適切なSQL文はどれか。ここで、求める項目は、社員コード、社員名、勤務成績(平均)の3項目とする。

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解答
解説 順番にSQL文を調べていきます。

SELECTは、社員コード、社員名、平均を表示します。AVGは平均を計算するので、COUNTで割る必要はありません。また、MAXは最大値なので平均を計算することはできません。AS句は、別名をつける際に用いられます。
FROMは、社員表と人事異動表の2つを使うので、指定します。
WHEREは、2つの表を結合するために、社員コードを使って結合します。
GROUP BYは、項目を集めて集計するものです。集合演算(ここではAVG)を使用した場合は、集合演算以外をすべてGROPU BY句で指定する必要があります。

問31 関係データベースのインデックスに関する記述のうち、適切なものはどれか。
インデックスはユニーク属性のデータ項目だけに設定できる。
インデックスを定義することで、データベースに対するすべての操作が速くなる。
外部キーにもインデックスを設定しなければならない。
主キー以外の列に対してもインデックスを指定できる。
解答
解説 関係データベースにおけるインデックスとは、検索を高速化するためにつけられる索引のことです。

選択肢ア:ユニークでなくても、インデックスを設定することは可能です。
選択肢イ:検索は速くなりますが、書き換えなどは、インデックスの書き換えも行う必要があるため、遅くなります。
選択肢ウ:必ずインデックスを指定する必要はありません。
選択肢エ:主キーやユニークでない列に対してもインデックスは指定できます。

問32 トランザクションの原子性(atomicity)の説明として、適切なものはどれか。
データの物理的格納場所やアプリケーションプログラムの実行場所を意識することなくトランザクション処理が行える。
トランザクションが完了したときの状態は、処理済みか未処理のどちらかしかない。
トランザクション処理においてデータベースの一貫性が保てる。
複数のトランザクションを同時に処理した場合でも、個々の処理結果は正しい。
解答
解説 原子性を含めた、トランザクションのACID特性について以下にまとめます。

原子性(Atomicity):完全に実行されるか、全く処理をしない
一貫性(Consistency):データの整合性が保たれ、矛盾がない
独立性(Isolation):処理過程は他者から隠蔽され、影響されない
永続性(Durability):完了した操作は、失われない

選択肢アは、分散システムの位置透過性の説明です。
選択肢ウは、ACID特性の一貫性の説明です。
選択肢エは、ACID特性の独立性の説明です。

問33 データベースにデータの追加、削除などが多数繰り返されて、データベース全体のアクセス効率が低下したときに、データベースに対して行う処理はどれか。
再起動
再実行
再定義
再編成
解答
解説 データベースでは、データの追加・削除が繰り返されると、ハードディスク上で断片化してしまいます。そこで、ハードディスクの連続した領域に整理する作業を再編成といいます。ハードディスクのフラグメンテーション・デフラグメンテーションと同じような作業です。

問34 インターネット接続におけるNAPTの説明として、適切なものはどれか。
IPアドレスとMACアドレスとの変換を行う。
プライベートIPアドレスとグローバルIPアドレスとの1対1の変換を行う。
プライベートIPアドレスとポート番号の組合せと、グローバルIPアドレスとポート番号の組合せとの変換を行う。
ホスト名とIPアドレスとの変換を行う。
解答
解説 NAPT( Network Address Port Translation)とはIPとポート番号をを組み合わせて、1つのグローバルIPアドレスと複数のプライベートIPアドレスを相互変換するものです。IPマスカレードと呼ばれることもあります。

選択肢アは、ARP(Address Resolution Protocol),RAPR(Reverse Address Resolution Protocol)の説明です。
選択肢イは、NAT(Network Address Translation)の説明です。
選択肢エは、DNS(Domain Name System)の説明です。

問35 図のように、2台の端末がルータと中継回線で接続されている、端末Aがフレームを送信し始めてから、端末Bがフレームを受信し終わるまでの時間は、およそ何ミリ秒か。

[条件]
フレーム長:LAN,中継回線ともに1,500バイト
LANの伝送速度:10Mビット/秒
中継回線の伝送速度:1.5Mビット/秒
1フレームのルータ処理時間:両ルータともに0.8ミリ秒

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10
12
解答
解説 それぞれの区間を分割しながら、計算してきます。

端末Aからルータ:1500バイト/10Mビット=12000ビット/10,000,000ビット=12/10000=1.2ms
ルータ:0.8ms
ルータからルータ:1500バイト/1.5Mビット=12000ビット/1,500,000ビット=12/1500=8ms
ルータ:0.8ms
ルータから端末B:端末Aからルータと同じなので、1.2ms

よって、1.2+0.8+8+0.8+1.2=12msとなります。

問36 レイヤ2のスイッチングハブの機能として、適切なものはどれか。
IPアドレスを解析することによって、データを中継するか破棄するかを判断する。
MACアドレスを解析することによって、必要なLANポートにデータを流す。
OSI基本参照モデルの物理層において、ネットワークを延長する。
互いに直接、通信ができないトランスポート層以上の二つの異なるプロトコルの翻訳作業を行い、通信ができるようにする。
解答
解説 まず、ネットワークで基本となるOSI基本参照モデルを以下に示します。

OSI基本参照モデルを表示できません

レイア2スイッチングハブは、その名の通りレイア2(=2層=データリンク層)で動作し、ブリッジと同等の働きをします。つまり、MACアドレスをもとにデータの転送を行います。

選択肢アは、ルータの説明です。
選択肢ウは、リピータの説明です。
選択肢エは、ゲートウェイの説明です。

問37 TCP/IPネットワークにおける、ARP要求パケットとARP応答パケットの種類の組合せはどれか。ここで、ARPキャッシュに保持するエントリの有効性を確認する場合は除くものとする。
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解答
解説 まず、ブロードキャストとユニキャストを確認します。
ブロードキャスト:同一ネットワークにあるすべての端末に同じデータを一斉送信する。
ユニキャスト:相手のアドレスを指定して、1対1で通信を行う。

次に、ARPの仕組みと通信を考えます。
ARPはIPアドレスから、MACアドレスを調べるためのプロトコルです。
今、端末Aが端末Bと通信したいとします。
1.端末Aは、端末BのIPアドレス(α)を知っていますが、端末BのMACアドレス(β)は知りません。
2.そこで端末Aは、すべての端末にαを持っている端末のMACアドレスは何かをブロードキャストで全員に聞きます。
3.該当する端末Bは、自分がαというIPが割り当てられているので、端末AにβというMACアドレスをユニキャストで返答します。(B以外の端末はブロードキャストを無視します。)
4.端末Aは、端末Bから受け取ったβというMACアドレスを用いて通信を行います。

つまり、アドレスαの端末はだれか?と全員に聞き、αを持っている人は自分ですと名乗り出るという仕組みです。

問38 SSLによるクライアントWebサーバ間の通信手順(1)〜(5)において、a,bに入る適切な語句の組合せはどれか。ここで、記述した手順は、一部簡略化している。

(1)クライアントからのSSLによる接続要求に対し、Webサーバはサーバ証明書をクライアントに送付する。
(2)クライアントは、保持している[ a ]によってこのサーバ証明書の正当性を確認する。
(3)クライアントは、共通鍵生成用のデータを作成し、サーバ証明書に添付された[ b ]によってこの共通鍵生成用データを暗号化し、Webサーバに送付する。
(4)受け取ったWebサーバは、自らの秘密鍵によって暗号化された共通鍵生成用データを復号する。
(5)クライアントとWebサーバの両者は、同一の共通鍵生成用データによって共通鍵を作成し、これ以降の両者間の通信は、この共通鍵による暗号化通信を行う。
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解答
解説 この問題は2つの問題に分解できます。
A.認証局(CA)によって発行された証明書を、どうやって確認するか
B.ハイブリット暗号方式を理解しているか。

まず、Aについてですが、証明書の発行から利用までは以下のようになっています。
@ サーバは、公開鍵と秘密鍵を作成し、公開鍵を認証局に登録申請する。
A 認証局は、サーバの身元を確認した上で、認証局の秘密鍵を使って公開鍵を暗号化し、証明書を発行する。
B ユーザは、送られてきた証明書を認証局の公開鍵を使って復号化し、サーバの公開鍵を取り出す。

これにより、CAにより認められたサーバであることがユーザに分かります。

つぎに、Bについてですが、秘密鍵には安全であるが低速であるという問題点があります。そこで、最初に共通鍵を公開鍵暗号方式で渡し、以後共通鍵暗号方式で通信するというものです。
@ クライアントAが共通鍵を生成し、相手の公開鍵で暗号化した上、その鍵を送信する。
A クライアントBは自分の秘密かぎで復号化し、共通鍵を取り出す。
B 以後、共通鍵暗号方式で通信を行う。

問39 TCP/IPの環境で使用されるプロトコルのうち、構成機器や障害時の情報収集を行うために使用されるネットワーク管理プロトコルはどれか。
NNTP
NTP
SMTP
SNMP
解答
解説 それぞれのネットワークプロトコルを以下にまとめます。

NNTP(Network News Transfer Protocol):ネットニュースをやり取りするためのプロトコルです。
NTP(Network Time Protocol):ネットワーク機器の時刻の設定や同期をとるためのプロトコルです。
SMTP(Simple Mail Transfer Protocol):クライアントからサーバ、サーバ間でメールを転送するプロトコルです。
SNMP(Simple Network Management Protocol):ネットワーク機器の監視や情報を収集するためのプロトコルです。

問40 http://host.example.co.jp:8080/fileで示されるURLの説明として、適切なものはどれか。
:8080はプロキシサーバ経由で接続することを示している。
fileはHTMLで作成されたWebサーバであることを示している。
host.example.co.jpは参照先のサーバが日本国内にあることを示している。
http:はプロトコルとしてHTTPを使用して参照することを示している。
解答
解説 URL(Uniform Resource Locator)は、URI(Uniform Resource Identifier)の一種で、ネットワーク上の情報を一意に識別するための情報をいいます。

選択肢ア:「:8080」は、接続先のポート番号を指します。(なお、8080ポートはプロキシとして使われることが多いです)
選択肢イ:「file」はサーバの情報へのパスを表します。(拡張子が.htmlであれば、HTMLコンテンツの可能性が高いですが、確実に保障するものでもありません。)
選択肢ウ:「.jp」は日本の国別ドメインを表すものですが、サーバの場所を指すものではありません。
選択肢エ:「http:」はプロトコルを表し、他にも代表的な通信プロトコルとし「ftp:」や「https:」等があります。