問45 |
安全性や信頼性を確保するための設計のうち、フールプルーフに該当するものはどれか。 |
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ア |
装置が故障したときは、システムが安全に停止するようにして、被害を最小限に抑える。 |
イ |
装置が故障したときは、利用できる機能を制限したり、処理能力を低下させたりしてても、システムは稼働させる。 |
ウ |
装置が故障しても、システム全体の機能に影響がないように、二重化などの冗長な構成とする。 |
エ |
利用者が誤った操作をしても、システムに異常が起こらないようにする。 |
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解説 |
重要な高信頼システム設計法についてまとめておきます。
フォールトトレラント:障害時に全体が停止するということなく、動作し続けるようなシステムを設計すること。
フォールトアボイダンス:システムの構成要素の信頼性を高め, 元から故障が極力発生しないように設計すること。
フォールトマスキング:障害が発生したときに、その部分を他の機器から隠蔽したり、自律回復するように設計すること。
フェールセーフ:障害が発生した場合、常に安全側に制御・停止すること。
フェールソフト:障害が発生した場合、故障した個所を切り離すなどして、稼動を続けること。
フェールオーバ:障害が発生した場合、ユーザに切り替えを意識させないように、別のシステムに引き継がせること。
フールプルーフ:ユーザが誤った操作をした場合、危険に晒されることがないように、事前に安全策を行うこと。
他の選択肢は以下のとおりです。
選択肢ア:フェールセーフ
選択肢イ:フェールソフト
選択肢ウ:フォールトトレラント |
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