問27 |
3次元コンピュータグラフィックスに関する記述のうち、ポリゴンの説明はどれか。 |
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ア |
ある物体Aを含む映像aから他の形状の異なる物体Bを含む映像bへ、滑らかに変化する映像 |
イ |
コンピュータ内部に記憶されているモデルを、ディスプレイに描画できるように2次元化した映像 |
ウ |
閉じた立体となる多面体を構成したり、2次元曲面や自由曲面を近似するのに用いらたりする基本的な要素 |
エ |
モデリングされた物体の表面に貼り付ける柄や模様などの画像 |
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解説 |
3Dグラフィックスの代表的な技術をまとめます。
アンチエイリアシング:黒と白の間にグレーを挟むような技術で、色が極端に変化する部分を目立たなくします。(極端に色が変化してギザギザになることをジャギーといいます。)
レイトレーシング:光源からの光線の経路を計算することで光の反射や透過などを表現し、物体の形状を描画する。
レンダリング:実際に画面に表示される画素や色を計算し、描画すること。
テクスチャマッピング:モデリングされた物体の表面に柄や模様など(テクスチャ)をはり付ける処理。
ブレンディング:半透明な画像を重ね合わせて表現する技術です。
メタボール:物体を球やだ円体の集合として擬似的にモデル化する。
ラジオシティ:光の相互反射を利用して物体表面の光エネルギーを算出することで、表面の明るさを決定する。
クリッピング:画面に見えている部分だけの計算をすることで、高速化をすることです。
シェーディング:光源の位置と角度を計算することで、影をつける技術です。
選択肢イがレンダリング、選択肢エがテクスチャの説明です。
なお、選択肢アのように動画において、画像と画像の中間をいれることで、滑らかに変化しているように見せる技術をモーフィングといいます。 |
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