問46 |
ユーザビリティ(使用性)の規格(JIS Z 8521)では、ユーザビリティを、“ある製品が、指定された利用者によって、指定された利用の状況下で、指定された目的を達成するために用いられる際の、有効さ、効率及び利用者の満足度の度合い”と定義している。この定義中の“利用者の満足度”を評価するときに用いる方法はどれか。 |
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ア |
インタビュー法 |
イ |
ヒューリスティック評価 |
ウ |
ユーザビリティテスト |
エ |
ログデータ分析法 |
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解説 |
いろいろ書いてありますが、つまり“利用者の満足度”を調べる手法を答えよということです。満足度というのは1や0のような数値で測る定量的なデータではなく、性質などの定性的データである点に注意します。それぞれの手法を以下にまとめます。
インタビュー法:利用者に直接聞き込みをする方法。インタビューをする人をインタビュアー、インタビューを受ける人をインタビュイーといいます。
ヒューリスティック法:専門家などの経験的な尺度に基づいて評価をする方法
ユーザビリティテスト:利用者に利用しやすさなどを調べるために行ってもらうテスト。操作ミスや感想などから評価をする方法
ログデータ分析法:利用者が残した記録(ログ)から問題点などを調べる方法 |
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