問67 |
フールプルーフの考え方として、適切なものはどれか。 |
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ア |
故障などでシステムに障害が発生した際に、被害を最小限にとどめるようにシステムを安全な状態にする。 |
イ |
システム障害は必ず発生するという思想の下、故障の影響を最低限に抑えるために、機器の多重化などの仕組みを作る。 |
ウ |
システムに故障が発生する確率を限りなくゼロに近づけていく。 |
エ |
人間がシステムの操作を誤ってもシステムの安全性と信頼性を保持する。 |
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解説 |
重要なシステム設計法についてまとめて起きます。
フォールトトレラント:障害時に全体が停止するということなく、動作し続けるようなシステムを設計するもの。
フォールトアボイダンス:システムの構成要素の信頼性を高め, 元から故障が極力発生しないように設計すること。
フェールセーフ:障害が発生した場合、常に安全側に制御・停止すること。
フェールソフト:障害が発生した場合、故障した個所を切り離すなどして、稼動を続けること。
フールプルーフ:ユーザが誤った操作をした場合、危険に晒されることがないように、事前に安全策を行うこと。
これを選択肢にあわせると、アがフェールセーフ。イがフォールトトレラント。ウがフォールトアボイダンス。エがフールプルーフの説明です。 |
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