平成21年度 秋期 ITパスポート試験 問1−20 問題編
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解答と解説
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問1
デファクトスタンダードの意味として、最も適切なものはどれか。
ア
工業製品に関して、日本工業規格として定めたもの
イ
工業や科学技術に関して、国際標準化機構が定めた規格
ウ
特定の企業やグループなどが採用した仕様が広く利用されるようになり、事実上の業界標準になったもの
エ
特定の国や地域、企業などに限られた基準ではなく、世界中どこでも適用される規格
問2
パレート図の使用が最も適切である分析対象はどれか。
ア
生産工程の信頼性
イ
製品の重量のばらつき
ウ
品質不良の要因ごとの構成比率
エ
二つの変動要素の間の関係
問3
CSRに基づいた活動として、最も適切なものはどれか。
ア
原材料の使用量を減らすとともに、消費電力を少なくした製品を提供する。
イ
自社製品に新しい機能を付加し、他社製品と差別化した製品を提供する。
ウ
セル生産方式を導入し、市場の多様なニーズに合わせた製品を提供する。
エ
他企業の買収によって、自社がもっていなかった製品を提供する。
問4
データマイニングとは、データベースに蓄積されている大量の生データに対し、統計やパターン認識などの手法を用いることによって、認識されていなかった規則性や関係性を導き出す技術である。データマイニングの応用分野として、最も適切なものはどれか。
ア
顧客に応じた商品の推薦
イ
生産計画に基づき製造機械の割当て
ウ
店舗別商品カテゴリ別の売上高の集計
エ
累計購買金額による優良顧客の抽出
問5
複数の企業がアライアンスによって連携して活動する際に、軽減が期待できるリスクとして、最も適切なものはどれか。
ア
事業投資リスク
イ
情報漏えいリスク
ウ
人材流出リスク
エ
不正リスク
問6
ハウジングサービスについて説明したものはどれか。
ア
サービス提供事業者が、インターネット経由で業務ソフトウェアを提供するサービス
イ
サービス提供事業者が、ほかの企業の情報システムに関する企画や開発、運用、管理、保守業務を行うサービス
ウ
サービス提供事業者が、利用者に自社の建物内に設置したサーバや通信機器を貸し出すサービス
エ
サービス提供事業者が、利用者の通信機器やサーバを自社の建物内に設置し運用するサービス
問7
一定期間ごとに最適量を発注する方式を定期発注方式という。この定期発注方式で購買品を調達するに当たり、発注サイクルを10日、納入リードタイムを5日、1日の平均消費量を50個、安全在庫量を30個とした場合、今回の発注量は幾らか。ここで、発注は、発注日の消費終了後に行うものとし、今回の発注時点での在庫量は300個で、発注残はないものとする。
ア
420
イ
450
ウ
480
エ
530
問8
ファブレスを説明したものはどれか。
ア
相手先の商標やブランド製品を製造し、供給すること
イ
自社では工場をもたずに製品の企画を行い、ほかの企業に製品委託する企業形態のこと
ウ
製品の企画から製造、販売までの機能を垂直結合した製造小売業のこと
エ
製品の設計、試作、製造を一括して生産受託するサービスのこと
問9
2人又はそれ以上の上司から指揮命令を受けるが、プロジェクトの目的別管理と職能部門の職能的責任との調和を図る組織構造はどれか。
ア
事業部制組織
イ
社内ベンチャ組織
ウ
職能別組織
エ
マトリックス組織
問10
キャッシュフローの増加要因となるものはどれか。
ア
受取手形や売掛金などの売上債権の増加
イ
器具や備品などの投資金額の増加
ウ
製品在庫などの棚卸資産の増加
エ
短期や長期の借入金の増加
問11
インターネットなどのネットワークを介してコンピュータを利用する場合において、不正アクセス禁止法で禁止されている行為はどれか。
ア
他人のIDとパスワードを、本人の許可なく、その利用方法を知っている第三者に教えること
イ
他人のPC操作を盗み見るなどして、他人のIDとパスワードを入手すること
ウ
本人の了解を得ることなく、他人のメールアドレスを第三者に教えること
エ
本人の了解を得ることなく、不正に他人のメールアドレスを入手すること
問12
A社では企業理念に基づいてビジネス戦略を策定し、実行するための手順を考えた。重要成功要因の抽出、ビジネス環境の分析、ビジネス戦略の立案、ビジョンの設定を図のように順序付けて行うとき、図のCで行うものはどれか。
ア
重要成功要因の抽出
イ
ビジネス環境の分析
ウ
ビジネス戦略の立案
エ
ビジョンの設定
問13
損益計算資料から求められる損益分岐点となる売上高は何百万円か。
ア
160
イ
250
ウ
300
エ
360
問14
業務で利用するデータの構造を分析し、抽出したエンティティとエンティティ間の関係をE−R図などで整理する手法はどれか。
ア
データクリーニング
イ
データクレンジング
ウ
データマイニング
エ
データモデリング
問15
CRMの導入効果として、最も適切なものはどれか。
ア
売掛金に対する顧客の支払状況を把握しやすくなる。
イ
顧客が発注してから納品するまでの時間を短縮しやすくなる。
ウ
顧客に対するアプローチ方法を営業部門全体で共有しやすくなる。
エ
顧客のニーズや要求に対する理解が深まり長期的な関係を築きやすくなる。
問16
SWOT分析で把握できるものはどれか。
ア
経営環境
イ
事業戦略
ウ
事業目標
エ
事業領域
問17
情報システムのサービスを行っているA社は、B社に対して表に示す分担で施設や機器などを提供する契約を締結した。A社が提供するサービスの内容として、適切なものはどれか。
ア
SaaS
イ
システム開発の受託
ウ
ハウジングサービス
エ
ホスティングサービス
問18
企業会計を財務会計と管理会計に分類したとき、管理会計の特徴を表したものはどれか。
ア
一会計期間ごとに決算を行い、貸借対照表や損益計算書などの財務諸表の作成が強制される。
イ
企業の経営者が、株主や債権者などの企業外部の利害関係者に対して会計報告を行う。
ウ
財務諸表規則や企業会計原則、各種会計基準などの会計法規に準拠した会計処理を行う必要がある。
エ
部門、製品、地域別などの予算統制、利益管理、業績評価など、経営判断のための内部報告書を作成する。
問19
要求定義プロセスに含まれる作業はどれか。
ア
システム化計画の作成と承認
イ
システム詳細設計の実施
ウ
システム投資効果とシステム化費用の予測
エ
システム利用者のニーズの整理
問20
ICカードと磁気カードの偽造に対する安全性の比較に関する記述のうち、適切なものはどれか。
ア
ICカードは、ICチップへの情報の格納や情報の暗号化を行っているので、磁気カードに比べて偽造されにくい。
イ
ICカードは、情報の記録に二次元コードを使うので、磁気カードに比べて偽造されにくい。
ウ
磁気カードは、時期ストライプに情報を格納されており、ICカードに比べて情報を保護する仕組みが複雑で偽造されにくい。
エ
磁気カードは、情報の記憶にバーコードを利用しており、ICカードに比べて偽造されにくい。