問20 |
ITを企業の経営戦略の実現に役立てていくために、情報戦略の立案にあたって留意すべきこととして、最も適切なものはどれか。 |
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ア |
経営戦略の立案はトップマネジメントが狙い、他方、情報戦略の立案は情報システム部門が担当するものであり、これらは独立して進めていくこと |
イ |
情報化に当たっては、現行業務の業務担当や業務フローを調査した上で、現行業務のプロセスそのものを、ITを活用して自動化することを目指していくこと |
ウ |
情報化に当たっては、情報システムのあるべき姿を明確にし、情報システムの目的や機能が経営戦略に適合しているかなどを検討すること |
エ |
情報戦略の立案段階においてシステムの費用として初期コストを評価し、システム運用や保守に関する費用は、運用が開始する時点で改めて評価すること |
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解説 |
各選択肢を順に見ていきます。
選択肢ア:経営戦略と情報戦略は密に連動する必要があり、どちらもトップマネジメントが担います。
選択肢イ:現行業務の課題解決をITで解決するために情報戦略を立案します。必ずしも自動化だけが目的ではありません。
選択肢ウ:情報化に当たって、理想とするあるべき姿を明確にし、それを達成するためのシステムが経営戦略と適合しているかを検討します。(正解)
選択肢エ:システム運用や保守に関する費用も立案段階で試算し費用対効果や採算性を評価します。 |
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