問45 |
ハードウェア管理台帳の作成を命じられたMさんは、次のような一覧表を用いた管理方式を提案した。
・パソコン購入時は、周辺装置を含めた一式を単位として台帳に登録する。
・周辺装置を単独で購入した場合は、周辺装置ごとに台帳に登録する。
・管理対象となる機器には、管理番号を記入したラベルをはる。
この方式で、周辺装置を含むすべての機器が管理台帳と照合できなくなる可能性がある。Mさんへのアドバイスとして、適切なものはどれか。 |
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ア |
機器にはられたラベルが別の機器にはり替えられるような不正を判断できなくなるので、管理番号だけではなく台帳の項目すべてをラベルに記入してはるのがよい。 |
イ |
購入日が同じ機器の識別ができなくなる。したがって、台帳に登録できなくなるので購入日蘭の書式を決めて識別するのがよい。 |
ウ |
周辺装置とパソコンをセットで購入すると、周辺装置の有無の確認ができなくなる可能性がある。周辺装置も個別に管理できるように管理番号を付与するのがよい。 |
エ |
同一製品名の機器を追加購入すると識別できなくなるので、所在を示す欄を追加して識別するのがよい。 |
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解説 |
すべての機器が照合不可能になるということは、すべての情報を参照したときに同じものが存在するという意味になります。つまり、現状を考えてどんな場合にこのケースが発生するのかを考えます。この場合は一式(ひとセット)にすると複数のものが一つの情報を共有することになり問題があります。よって、一式ではなく、きちんと各々に管理番号を付けるのが良いです。 |
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