解説 |
計算をする前に、スプーリングについて説明します。スプーリングとは、プリンタなどに代表される処理速度の遅い装置に出力をするときに、一旦高速なHDD等のようなものに書き込んでおくことで、待ち時間を短縮させる技術で、この一時的に保存しておくバッファ領域をスプール。バッファを提供するHDD等をスプーラといいます。
それでは、計算に移ります。10秒から30秒間(つまり40秒後)でAの印刷が終了します。Bは70秒後から30秒間(つまり100秒後)でBの印刷が終了します。Cは80秒後に出力をしたいわけですが、まだBが印刷しているので、Bの印刷の終了(100秒後)まで待たされます。よって、100秒後から30秒間(つまり130秒後)でCの印刷が終了します。 |