平成19年度秋期 シスアド 問21−40 問題編
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シスアド
(初級システムアドミニストレータ試験)
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解答と解説
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問21
2007年10月21日という日付データを、20071021のように8けたの10進数として、データベースに格納してある。この数値(D)を読み込んで月の部分を取り出すには、度の計算式を用いればよいか。ここで、x/yはxをyで割った商(小数部分は切捨て)を、x%yはxをyで割った余りを表すものとする。
ア
(D%10000)%100
イ
(D%10000)/100
ウ
(D/10000)%100
エ
(D/10000)/100
問22
Javaのプログラムにおいて、よく使われる機能などを部品化し、再利用できるようにコンポーネント化するための仕様はどれか。
ア
JavaBeans
イ
JavaScript
ウ
Javaアプリケーション
エ
Javaアプレット
問23
文章中にタグを挿入することによって、文章の構造を記述できる言語はどれか。
ア
スキーマ言語
イ
スクリプト言語
ウ
スタイル指定言語
エ
マークアップ言語
問24
表計算ソフトを使って、元金千円当たりの複利による利息早見表を作成する。セルB4に入れる式はどれか。ここで、セルB4の式は、B4〜F13の範囲の各セルに複写される。
ア
$B$1*((1+$B2)^$A4-1)
イ
$B$1*((1+$B2)^A$4-1)
ウ
$B$1*((1+B$2)^$A4-1)
エ
$B$1*((1+B$2)^A$4-1)
問25
グループウェアに適している処理はどれか。
ア
期末試験の得点集計処理
イ
月末の売上集計処理
ウ
航空管理処理
エ
社内の会議室の予約処理
問26
プロトタイピングモデルの特徴として、適切なものはどれか。
ア
システム開発の初期段階で試作品を作成して、利用者の要求を明確にすることによって、仕様を評価・確定し開発を推進する。
イ
データ処理やシステム操作を手続の流れとしてとらえるのではなく、対象の抽出およびその属性、手続としてとらえて設計し、開発を推進する。
ウ
部分的な機能の開発から始めて、順次、機能の拡張・改善を繰り返して利用者の要求に対処しながら開発を推進する。
エ
要求分析からテストまでの各作業工程を明確に区切り、上位工程から順次、レビューと検証を行いながら開発を推進する。
問27
DFDの説明はどれか。
ア
業務などの処理手順を流れ図記号を用いて視覚的に表現したもの
イ
システムの状態がどのように推移していくかを視覚的に表現したもの
ウ
実体及び実体間の関連という概念を用いてデータの構造を視覚的に表現したもの
エ
適用業務をデータの流れに注目して視覚的に表現したもの
問28
E-R図が示すものはどれか。
ア
エンティティ間の関連
イ
エンティティの型とインスタンスの関連
ウ
データとプロセスの関連
エ
プロセス間の関連
問29
次の方式によって求められるチェックディジットを付加した結果はどれか。ここで、データを7394、重み付け定数を1234、基数を11とする。
[方式]
(1) データと重み付け定数の各けたの積を求め、その和を求める。
(2) 和を基数で割って、余りを求める。
(3) 基数から余りを減じ、その結果の一の位をチェックディジットとしてデータの末尾に付加する。
ア
73940
イ
73941
ウ
73944
エ
73947
問30
システム開発における設計作業のうち、外部設計工程で行うものはどれか。
ア
サブシステムをプログラム単位まで分割したときのプログラム間のデータの流れの設計
イ
システムで使用するデータの識別や分類・配列を容易にするためのコードの設計
ウ
ハードウェアの特性を生かしたファイルやデータベースの物理的な設計
エ
プログラムのテスト計画やテストケースの設計
問31
モジュールの内部構造を考慮することなく、仕様書どおりに機能するかどうかをテストする手法はどれか。
ア
トップダウンテスト
イ
ブラックボックステスト
ウ
ボトムアップテスト
エ
ホワイトボックステスト
問32
ある販売会社では、本社に設置したサーバのデータを自社ネットワークを介して、全国の事業所に提供するアプリケーションを開発している。システムテストを本社内のLAN環境で行うとき、この環境下のテストでは検証することが困難な項目はどれか。ここで、自社ネットワークは、本社及び各事業所内のLANと、本社と各事業所とを接続する通信回線とから構成されている。
ア
アプリケーションプログラムの処理時間
イ
応答時間
ウ
サーバが過負荷時の画面の動作
エ
サーバの処理能力
問33
プログラムテストの管理図において、図のようにすべての線が横ばい状態になった。この状態から推測できることとして、適切なものはどれか。
ア
解決困難なバグに直面しており、その後のテストが進んでいない。
イ
テスト項目の消化実績が上がっており、バグの発生がなくなった。
ウ
バグが多発し、テスト項目の消化実績が上がらなくなった。
エ
バグ発生とテスト項目消化の比率が一致し、未解決バグがなくなった。
問34
次のアローダイアグラムで表される作業A〜Hを見直したところ、作業Dだけが短縮可能であり、その所要日数を6日間にできることが分かった。業務全体の所要日数は何日間短縮できるか。ここで、矢印に示す数字は各作業の標準日数を表す。
ア
1
イ
2
ウ
3
エ
4
問35
工程管理図表に関する記述のうち、ガントチャートの特徴はどれか。
ア
工程管理上の重要ポイントの把握に適しており、個人の進捗管理などに用いられる。
イ
個々の作業の順番関係、所要日数、余裕日数などが把握できる。
ウ
作業開始と作業終了の予定と実績や、作業中の項目などが把握できる。
エ
作業の出来高の時間的な推移を表現するのに適しており、費用管理と進捗管理が同時に行える。
問36
あるシステムを開発するために工数を見積もったところ150人月であった。現在までの投入工数は60人月で、完了率はシステム全体の3割となっており、進捗に遅れが出ている。今後とも同じ生産性が続くとすると、このシステム開発を完了するためには、見積もり工数が何人月分超過するか。
ア
50
イ
90
ウ
105
エ
140
問37
ソフトウェアの開発規模をファンクションポイント法で見積もる場合の要素の一つはどれか。
ア
開発者の能力レベル
イ
開発ソフトウェアの総ステップ数
ウ
開発ソフトウェアの入出力数
エ
開発で使用する言語
問38
データベースのロールバック処理を説明したものはどれか。
ア
更新後ジャーナルを用いて、トランザクション開始後の障害直前の状態にまでデータを復旧させる。
イ
更新後ジャーナルを用いて、トランザクション開始直前の状態にまでデータを復旧させる。
ウ
更新前ジャーナルを用いて、トランザクション開始後の障害直前の状態にまでデータを復旧させる。
エ
更新前ジャーナルを用いて、トランザクション開始直前の状態にまでデータを復旧させる。
問39
システムのコストを表すTCOの意味として、適切なものはどれか。
ア
業務システムの開発にかかわる総コスト
イ
システム導入から運用及び維持・管理までを含めた総コスト
ウ
システム導入時の総コスト
エ
通信・ネットワークシステムの総コスト
問40
システムの信頼性を表すMTBFの説明として、適切なものはどれか。
ア
ある期間内に発生したシステム障害の平均時間を示す。
イ
ある期間内に発生したシステムダウンの平均時間を示す。
ウ
故障が発生した時から修復完了までの1故障当たりの平均復旧時間を示す。
エ
故障の復旧から次の故障が発生するまでの平均時間を示す。