解説 |
解答欄の4つは非常に親密な関係があり、関係を式にすると次のように表すことができます。
アクセス時間 = シーク時間 + サーチ時間 + データ転送時間
次に各時間の説明ですが
アクセス時間 →入出力の要求があってから、実際にデータが転送されて手元に来るまでの総時間
シーク時間 →磁気ヘッドをある位置から読み出すデータのあるトラックの位置までくるまでの時間。
サーチ時間(回転待ち時間) →読み出すデータのトラックに移動した磁気ヘッドが読み出すデータの上にくるまでの時間です。
データ転送時間 →実際にデータを読み取って必要な場所に転送するまでの時間です。
よって、シーク時間、サーチ時間、データ転送時間の順にかかります。また、これらはトラックの外側と内側、トラックに移動した後の近さによって少なからず変化するため、平均値で算出されます。 |