問23 |
試験を実施し、試験の得点に応じて“優”、“良”、“可”、“不可”の成績区分に表計算ソフトを用いて分類する。分類した結果をC列に表示させるために、セルC1に計算式を入力して、セルC2〜C35に複写する。セルC1に入力する計算式として、適切なものはどれか。ここで、分類するための処理は次のとおりである。
[作表処理]
(1) セルA1〜A35には得点が入力されている。
(2) セルA36には平均点を求める関数が入力されている。
(3) セルB1には次の式が入力されて、この式がセルB2〜B35に複写されている。
A1-$A$36
(4) 成績区分として、得点が平均点より10点以上高ければ“優”、平均点以上で平均点との差が10点未満であれば“良”、平均点より低くて差が10点以内なら“可”、それ以外は“不可”と表示する。 |
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ア |
IF(B1>10,’可’,IF(B1>0,’不可’,IF(B1<−10,’優’,’良’))) |
イ |
IF(B1>10,’優’,IF(B1>0,’良’,IF(B1<−10,’可’,’不可’)) |
ウ |
IF(B1≧10,’優’,IF(B1>0,’良’,IF(B1<−10,’不可’,’可’)) |
エ |
IF(B1≧10,’優’,IF(B1≧0,’良’,IF(B1<−10,’不可’,’可’)) |
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解説 |
まず、平均がとの差が10以上(10を含む)だった場合は『優』、それ以外だった場合は@とします。
@は、平均との差が0以上だった場合は『良』、それ以外はAとします。
Aは、平均との差が、−10以下だった場合は『不可、』それ以外は『可』とします。
あとは、@とAを最初の式に戻してやればエが導出できます。 |
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