問51 |
ディレクトリごとに、読取り、更新、配下のファイル作成のアクセス権を設定できるOSがある。この3種類のアクセス権はそれぞれ1ビットを使って許可、不許可を設定する。この3ビットを8進数表現0〜7の数字で設定するとき、次の施策結果から考えて、適切なものはどれか。
[試行結果]
@ 0を設定したら、一切のアクセスができなくなってしまった。
A 3を設定したら、読取りと更新はできたが、作成ができなかった。
B 7を設定したら、すべてのアクセスができるようになった。 |
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ア |
2を設定すると、読取りと作成ができる。 |
イ |
4を設定すると、作成だけができる。 |
ウ |
5を設定すると、更新だけができる。 |
エ |
6を設定すると、読取りと更新ができる。 |
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解説 |
8進数表記で0〜7ということは、2進数で000〜111の間で各桁が1か0かでアクセス権を操作するというものです。@により、0(=000)ではアクセス権がなくなったということなので、0でアクセス禁止、1でアクセス許可ということが分かります。次にAより、3(=011)では、作成ができなくなったということなので、最初のビットが作成を表していることができます。Bは@の反対なので自明です。よって、4(=100)を指定すると作成だけができます。 |
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