問47 |
データベースの障害回復に関する記述のうち、適切なものはどれか。 |
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ア |
データベースの信頼性を高めるために、同一のコピーをもつよりは、常に一世代前の内容を保持することがシステムダウン対策として効果的である。 |
イ |
ログファイルやジャーナルファイルには、データベース更新以前の情報よりも、むしろ記録の意味で更新後の情報を格納する。 |
ウ |
ロールバックとは、OLTPなどの実行中に障害が発生したとき、トランザクション開始直前の状態にデータベースを復旧する処理をいう。 |
エ |
ロールフォワードでは、定期的に取得したデータベースのダンプを書き戻すことでデータベースを復旧するので、障害発生時に更新データの一部が反映されないものの、高速な復旧が期待できる。 |
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解説 |
まず、バックアップはデータベースと同じデータを持つべきです。ログファイルやジャーナルファイルは、どんなファイルが更新されたかなどを保持しておくファイルです。
最後に、ロールバックとロールフォワードをまとめると下のようになります。
ロールバック(バック=後ろ):障害が発生したデータから、障害が発生する前にもどす。
ロールフォワード(フォーワード=前)バックアップデータから、障害発生する前にもどす。
一般的に、論理的な障害はロールバック、物理的な障害はロールフォワードを用います。 |
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