問34 |
フェールセーフ設計の考え方に該当するものはどれか。 |
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ア |
作業範囲に人間が入ったことを検知するセンサが故障したとシステムが判断した場合、ロボットアームを強制的に停止させる。 |
イ |
数字入力フィールドに数字以外のものが入力された場合、システムから警告メッセージを出力して正しい入力を要求する。 |
ウ |
専用回線に障害が発生した場合、すぐに公衆回線に切り替え、システムの処理能力が低下しても処理を続行する。 |
エ |
データ収集システムでデータ転送処理に障害が発生した場合、データ入力処理だけを行い、障害復旧時にまとめて転送する。 |
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解説 |
重要なシステム設計法についてまとめて起きます。
フォールトトレラント:障害時に全体が停止するということなく、動作し続けるようなシステムを設計するもの。
フォールトアボイダンス:システムの構成要素の信頼性を高め, 元から故障が極力発生しないように設計すること。
フェールセーフ:障害が発生した場合、常に安全側に制御・停止すること。
フェールソフト:障害が発生した場合、故障した個所を切り離すなどして、稼動を続けること。
フールプルーフ:ユーザが誤った操作をした場合、危険に晒されることがないように、事前に安全策を行うこと。
選択肢イがフェールプルーフの説明です。
選択肢ウがフェールソフトの説明です。
選択肢エがフェールソフトの説明です。 |
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