問20 |
USB2.0に関する記述として、適切なものはどれか。 |
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ア |
PCと周辺機器を接続するATA仕様をシリアル転送方式に変更したもので、磁気ディスクやCD−ROMなどの接続に採用されているシリアルインタフェースである。 |
イ |
音声や映像などに適したアイソクロナス転送を採用しているほか、ブロードキャスト転送などがあるシリアルインタフェースであり、FireWireとも呼ばれている。 |
ウ |
周辺機器とPCとの間の接続に用いられ、クロスやストレートのケーブルを使ってつなぐシリアルインタフェースである。 |
エ |
データ転送にアイソクロナス、バルク、インタラプトなどの転送プロトコルがあり、拡張機能として周辺機器同士が直接接続できるOn−The−GOをサポートしたシリアルインタフェースである。 |
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解説 |
USB(Universal Serial Bus)は現在最も主流な周辺機器をパソコンに接続するインタフェースの一種です。中でもUSB2.0というのが最も主流で、従来のUSB1.1で利用できたロースピードモード、フルスピードモードに、ハイスピードモードを追加したものです。また、転送モードも4つあります。下にまとめます。なお、USB1.1とUSB2.0は互換性があります。
ロースピードモード(1.5Mbps):キーボードやマウスなど
フルスピードモード(12Mbps):スキャナやプリンタなど
ハイスピードモード(480Mbps):大容量のHDDなど
コントロール転送:デバイスの設定・制御するためのもの
インタラプト転送:一定間隔でデータを転送するためのもの。キーボードやマウスな等に使われる
バルク転送:まとまったデータを一度に転送するためのもの。スキャナ等に使われる
アイソクロナス転送:連続的、周期的なデータ転送するためのもの。ビデオやオーディオ等に使われる。 |
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