問1 |
電子メールの送信例のうち、受信者への配慮の観点から、最も適切なものはどれか。 |
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ア |
会員から抽出した100名のアドレスを一度にあて先(To)に入れて、会員満足度調査のアンケートを電子メールで送った。 |
イ |
自社製品を紹介する大容量の資料を、圧縮せずに電子メールに添付して得意先に送った。 |
ウ |
製品の質問メールへの回答で、その内容を知ってもらいたい複数の顧客のアドレスをCcに入れて返信した。 |
エ |
特別企画のホームページのURLを特定の限られた顧客に知らせるために、アドレスをBccに入れて送信した。 |
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解説 |
ここで考慮すべきは以下の2つです。
1つ目は、必要以上の情報を流さないこと。
2つ目は、受信者の負担を減らすこと。
まず、TO,CC、BCCの3つのメールのあて先を下にまとめます。
TO:主要なあて先(互いに誰に送ったのか分かる)
CC:複数の相手に送る場合のあて先(互いに誰に送ったのか分かる)
BCC:複数の相手に送る場合のあて先(互いに誰に送ったのか分からない)
1つ目の観点から、選択肢アと選択肢ウは、好ましくありません。また2つ目の観点から、選択肢イは自粛するべきです。大量のデータを送りつけると、相手のメールサーバに付加がかかります。また、サーバによっては、スパムメール(迷惑メール)に分類されてしまったり、容量の限界で破棄されてしまう可能性があります。送る前に確認を取るのがマナー的にも正しいといえるます。 |
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