問6 |
企業の売上高、固定費及び変動費が分かっているとき、損益分岐比率、損益分岐点及び変動費率は、それぞれ次の式で求めることができる。これらの式から言える適切な記述はどれか。
損益分岐点比率 = 損益分岐点売上高 ÷ 売上高
損益分岐点売上高 = 固定費 ÷ (1−変動費率)
変動費率 = 変動費 ÷ 売上高 |
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ア |
売上に占める固定費が大きいほど、損益分岐点比率は低くなり、利益は増加する。 |
イ |
損益分岐点比率が高いほど、売上に対する利益は多くなる。 |
ウ |
損益分岐点比率が低いほど、売上に対する利益は多くなる。 |
エ |
変動費率が高くなれば、損益分岐点比率は低くなり、利益も低下する。 |
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解説 |
まず、重要な用語を下にまとめます。
なお、損益分岐点売上高は、損益分岐点のときの売上で、損益分岐点比率は、損益分岐点売上高の売上高に対する割合を指します。
これと、問題文中にある定義式を使って、選択肢を見ていきます。
選択肢ア:固定費が大きいほど、損益分岐点比率は高くなり、利益は減少します。
選択肢イ:損益分岐点比率が高いほど、売上に対する利益は低くなります。
選択肢ウ:損益分岐点比率が低いほど、売上に対する利益は高くなります。
選択肢エ:変動費率が高くなるほど、損益分岐点比率も高くなり、利益は減少します。 |
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