問20 |
A社は、自社の通常の業務に利用するためにソフトウェアを購入し、資産計上した。このソフトウェアの減価償却方法として、最も適切なものはどれか。 |
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ア |
A社が毎年任意で選択した減価償却方法を用いて滅却する。 |
イ |
初年度に購入金額の半額を定額法で償却し、2年目以降に残りの半額を定率法を用いて償却する。 |
ウ |
定額法を用いて償却する。 |
エ |
定率法を用いて償却する。 |
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解説 |
まず原価償却とは、長年にわたって使用する固定資産を利用した期間をによって計上することをいいます。原価償却の方法には、定額法と定率法という2種類があります。この2つを以下にまとめます。
定額法:毎年同じ額を計上する。例1000万円を10年なら、毎年100万円となります。(ただし、厳密には残存価額というのがあるのでこの通りではありません)
定率法:毎年同じ率を計上する。例1000万円で60%なら、1年目は600万円。2年目は400×0.6=240万円。(だんだんと額が下がっていきます)
ソフトウェアは無形固定資産というものに属し、定額法で償却することが法人税法等で定められています。 |
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