平成25年度 春期 ITパスポート試験 問21−40 解答編




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ITパスポート

(エントリ試験)

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問21 電子レンジ、炊飯器などの家電製品に組み込まれているコンピュータの総称として、適切なものはどれか。
スーパーコンピュータ
パーソナルコンピュータ
マイクロコンピュータ
ミニコンピュータ
解答
解説 それぞれの用語を以下にまとめます。

スーパーコンピュータ:大規模科学計算、シミュレーションなどを行うための、極めて高性能・高価なコンピュータです。
パーソナルコンピュータ:一般的に会社や家庭で利用されるコンピュータでPCと略される。
マイクロコンピュータ:家電などを制御するたえに用いられる超小型のコンピュータです。
ミニコンピュータ:1960〜90年代に存在したコンピュータのカテゴリで、メインフレームなどと比較して小型のコンピュータを指した。

問22 事業部制組織を説明したものはどれか。
構成員が、自己の専門とする職能部門と特定の事業部を遂行する部門の両方に所属する組織である。
購買・生産・販売・財務などの仕事の性質によって、部門を編成した組織である。
特定の課題のもとに各部門から専門家を集めて編成し、期間と目標を定めて活動する一時的かつ柔軟な組織である。
利益責任と業務遂行に必要な職能を、製品別、顧客別又は地域別にもつことによって、自己完結的な経営活動が展開できる組織である。
解答
解説 事業部制組織は、製品や市場ごとに社内組織を分割し、利益責任単位として権限と目標が与えられるものです。以下に例を示します。

画像(問28)を表示できません

他の選択肢は以下のとおりとなります。
選択肢ア:マトリックス組織
選択肢イ:職能別組織
選択肢ウ:プロジェクト組織

問23 ソフトウェアライフサイクルを、企画、要件定義、開発、運用のプロセスに区分したとき、要件定義プロセスで明確にする項目はどれか。
システムを開発する目的
ソフトウェア構成品目ごとの機能と能力
データベースの構造
利害関係者のニーズと要望事項
解答
解説 共通フレーム2007は、システム開発に関連する作業をプロセス、アクティビティ、タスク、リスト」の4つの階層で構成され。プロセスは、主ライフサイクル・プロセス、組織に関するライフサイクル・プロセス、支援ライフサイクル・プロセス、システム監査の視点、共通フレームの修正から構成されています。

まず、4つのプロセスを以下にまとめます。
要件定義プロセス:利害関係者と開発するシステムの定義を行います。
企画プロセス:システムの開発にあたり、目的や計画や立てます。
開発プロセス:システムの開発、DBの構築を行う。
運用プロセス:システムの運用を行う。

問24 SWOT分析の説明として、適切なものはどれか。
企業を取り巻く外的環境に潜む機会及び脅威、企業がもつ強み及び弱みを分析することによって、企業活動の今後の方向性を導き出すための手法である。
財務の視点、顧客の視点、業務プロセスの視点、学習と成長の視点から企業の業績をバランスよく評価・分析するための手法である。
自社の活動が顧客にとって最終的にどのような価値を生み出し、それは顧客を満足させられるかという観点から企業活動をデザインする手法である。
市場の成長率とマーケットシェアの二つの定量的項目で作られたマトリクスに事業をプロットし、経営資源の配分の最適化を行う手法である。
解答
解説 SWOT分析とは、目的達成の環境を4つに分けて分析するものです。下に概要を示します。

まず、内部要因と外部要因に分けられます。

内部要因
強み(Strengths) :目標達成に貢献する個人や組織の要因
弱み(Weaknesses):目標達成に障害となる個人や組織の要因

外部要因
機会 (Opportunities):目標達成に貢献する外部の要因
脅威 (Threats) :目標達成に障害となる外部の要因

他の選択肢は以下のとおりとなります。
選択肢イ:BSC(Balanced Scorecard)
選択肢ウ:バリューチェーン
選択肢エ:PPM(Product Portfolio Management)

問25 他社に損害を与える目的で、他社のサービス名と類似したドメイン名を取得して使用するような行為を禁止している法律はどれか。
個人情報保護法
電気通信事業法
不正アクセス行為の禁止等に関する法律
不正競争防止法
解答
解説 それぞれの法律の目的を以下にまとめます。(それぞれの法律の目的である第1条を一部抜粋します)

個人情報保護法:個人情報を取り扱う事業者の遵守すべき義務等を定めることにより、個人情報の有用性に配慮しつつ、個人の権利利益を保護することを目的とする。
電気通信事業法:電気通信の健全な発達及び国民の利便の確保を図り、公共の福祉を増進することを目的とする。
不正アクセス行為の禁止等に関する法律:不正アクセス行為を禁止するとともに、電気通信に関する秩序の維持を図り、もって高度情報通信社会の健全な発展に寄与することを目的とする。
不正競争防止法:事業者間の公正な競争を確保するため、不正競争の防止及び不正競争に係る損害賠償に関する措置等を講じ、健全な発展に寄与することを目的とする。

なお、不正競争とは不正競争防止法の第2条で定義されており、概ね以下のようなものをいます。
・他人の商品表示や形態と同一あるいは類似したものを利用する。
・不正な方法により営業秘密を取得する。あるいはそのような行為があったことを知りつつ利用する。
・技術的な制限を解除して利用する。
・不正の利益を得る(あるいは損害を与える)目的で、他人の商標・商号などと類似するドメインを保有・使用する
・競争相手に虚偽の事実を告知・流布する行為

問26 株主総会の決議を必要とする事項だけを、全て挙げたものはどれか。

a 監査役を選任する。
b 企業合併を決定する。
c 事業戦略を執行する。
d 取締役を選任する。
a,b,d
a,c
c,d
解答
解説 まず、株式会社というのは、簡単にいうと、みんなで少しずつお金を出し合って作った会社で、その出資した額に応じて分配されるのが株式です。よって、この出資者(=株主)が集まって話し合いをする株主総会が最高意思決定機関と成ります。なお、株式の数に応じて議決権をもち、最も多くの株式を保有している人や会社を筆頭株主といいます。上場している株式は、証券取引所で売買されています。

株主総会は、会社の経営や方針を決めるため、会社の合併や取締役の決定、監査役の選定を行います。事業戦略は株主総会で決まった方針に基づき、経営者で決めることができます。

問27 個人情報保護法における個人情報に該当するものだけを全て挙げたものはどれか。

a 顔がはっきり映った防犯カメラの映像
b 従業員名が記載された人事考課表
c 話者が判別できる通話記録の音声
a,b,c
a,c
該当なし
解答
解説 個人情報保護法(個人情報の保護に関する法律)では、第二条で個人情報は「生存する個人に関する識別可能情報」と定義されています。よって、a,b,cはいずれも個人を特定できるめ、個人情報といえます。

問28 表に示すA社の損益の変化に関する記述のうち、適切なものはどれか。

画像(問28)を表示できません
売上総利益が減って、経常利益は増減がなかった。
売上総利益は増減がなく、営業利益が減った。
営業利益が減って、経常利益は増減がなかった。
営業利益は増減がなく、経常利益が増えた。
解答
解説 まず、選択肢の登場する代表的な利益の計算方法について以下にまとめておきます。

売上総利益、粗利益:商品や製品そのものの儲け『売上高 − 売上原価』
営業利益、営業損益:原材料に、仕入れコストなどを考慮して出した利益『売上高 − 売上原価 − 販売費及び一般管理費』
経常利益、経常損益:活動で得られる利益。企業の採算性の指標となる『売上高 − 売上原価 − 販売費及び一般管理費 + 営業外損益』

次に、前期と当期でそれぞれ計算をしてみます。
■売上総利益
前期:2000−850=1150
当期:2000−950=1100
■営業利益
前期:1150−950=200
当期:1100−900=200
■経常利益
前期:200+10−20=190
当期:200+20−10=210

よって、売上総利益が減り、営業利益は変わらず、経常利益が増えたといえます。

問29 バリューエンジニアリングにおいて、価値を定義する二つの要素はどれか。
粗利と売上原価
機能とコスト
計画と実績
固定費と変動費
解答
解説 バリューエンジニアリングとは、製品の持つ価値を機能と開発コストを使って「価値=機能/コスト」とあらわし、コストあたりの価値を最大にする手法です。

問30 情報システムに蓄積されたデータを分析し、業務に活用することを目標としているが、社員の経験不足のために進んでいない。目標の実現に向けての優先度の高い取組みとして、最も適切なものはどれか。
分析に用いる高機能のPCを各部署に1台設置する。
分析に利用可能なデータの提供時期を早める。
分析に利用するソフトウェアの性能を向上させる。
分析の代表事例と分析用テンプレートを提供する。
解答
解説 それぞれの選択肢を順に見ていきます。

選択肢ア:マシン台数やマシン性能が不足しているという場合に優先度の高い取組みといえます。
選択肢イ:最新のデータが反映されていないという場合に優先度の高い取組みといえます。
選択肢ウ:ソフトウェアの処理時間がかかりすぎていたり、機能が足りていない場合に優先度が高い取組といえます。
選択肢エ:習熟度が低く、利用場面や利用方法が分からないという場合に優先度が高い取組といえます。(正解)


問31 IT統制は、ITに係わる全般統制や業務処理統制などに分類される。全般統制はそれぞれの業務処理統制が有効に機能する環境を保証する統制活動をいい、業務処理統制は業務を管理するシステムにおいて承認された業務が全て正確に処理、記録されることを確保するための統制活動をいう。統制活動に関する記述のうち、全般統制に当たるものはどれか。
全社で共通に用いるシステム開発の規定
全社で共通に用いる人事システムの利用範囲の限定方法
全社で共通に用いる経理システムのマスタデータの維持管理方法
全社で共通に用いる購買システムの入力エラーの修正手続
解答
解説 IT統制は内部統制の一種です。内部統制とは、企業内で不正やミスが起きないように基準を定めたり、それに基づき管理をすることをいいます。IT統制はこれをIT技術を使ってサポートするというものです。

業務処理統制は業務が正しく処理・記録される活動。全般統制は業務統制がうまく働くようにする活動とされているので、業務統制がうまく行えるようにする規定の定義などが全般活動にあるといえます。

選択肢イ、ウ、エは、いずれも個々の業務に関するないようなので、業務処理統制であるといえます。

問32 実環境と同様のハードウェア、ソフトウェアを準備し、端末からの問合せのレスポンスタイムが目標値に収まることを検証した。このテストはどれか。
システムテスト
ソフトウェア結合テスト
単体テスト
ホワイトボックステスト
解答
解説 まず、システムテストの位置を下図のV字モデルで確認します。

V字工程を表示できません

システムテストは外部設計書に基づき、開発側が受け渡し前に行う最終的なテストで、システムの機能や性能が要件を満たしているかを確認します。

他の選択肢は以下のようになります。
選択肢イ:単体テストが終了したモジュール同士を結合し、インタフェースが正しく動作するかを調べるテスト
選択肢ウ:1つのモジュールにおいて、動作が正しく実装されているかを調べるテスト
選択肢エ:内部構造に着目し論理がきちんとできているかを調べるテスト。単体テストなどに用いられ、条件網羅率などを調べる。
なお、入力と出力の関係が仕様書通りにできているかを調べるテスト。結合テストなどに用いられ、限界値分析、同値分析などを行うものをブラックボックステストといいます。

問33 システム開発プロセスには、システム要件定義、システム設計、プログラミング、テスト、ソフトウェア受入れがある。新規のシステム開発において、開発の初期の段階でシステム要件として定義するものはどれか。
システムの機器構成
システムの開発標準
システムの対象範囲
システムのテスト計画
解答
解説 システムの要件定義では、何をどこまでどうやって作るかを決めます。つまり、システム化の対象、目標、体制といった大まかな枠組みについて規定し、関係者で同意します。

選択肢イ、ウ、エはいずれもシステム設計の説明です。、

問34 プロジェクトの人的資源の割当てなどを計画書にまとめた。計画書をまとめる際の考慮すべき事項に関する記述のうち、最も適切なものはどれか。
各プロジェクトメンバの作業時間の合計は、プロジェクト全期間を通じて同じようになるようにする。
プロジェクト開始時の要員確保が目的なので、プロジェクト遂行中のメンバの離任時の対応は考慮しない。
プロジェクトが成功することが最も重要なので、各プロジェクトメンバの労働時間の上限は考慮しない。
プロジェクトメンバ全員が各自の役割と責任を明確に把握できるようにする。
解答
解説 人的資源(ヒューマンリソース)の配置とは、どれくらいの人をどのタスクに割り当てるかという問題です。主にプロジェクトマネージャやプロジェクト管理責任者などが作業を行います。

選択肢ア:各プロジェクトメンバの参加期間や作業内容が異なるため、全期間で同じにするのは難しいといえます。
選択肢イ:人的資源は人事異動などにより、動的に変化するため、柔軟に対応します。また予想外のタスクが発生した場合などにも変更されます。
選択肢ウ:労働時間などには、十分考慮する必要があります。また残業時間が多すぎると、残業代などのコスト面での問題も発生します。
選択肢エ:各プロジェクトメンバには、割り当てたタスクとその役割、責任が分かるようにしておきます。(正解)

問35 ソフトウェアの受入れ検収以降、一定期間内に発見された欠陥に対して、開発側が無償で修正を行ったり損害賠償責任を負ったりすることを何と呼ぶか。
瑕疵担保責任
システム監査
サービスレベル契約(SLA)
予防保守
解答
解説 それぞれの用語を順に見ていきます。

選択肢ア:瑕疵とは、本来あるべき機能がない状態。担保とは生じた不利益を補う保障をいいます。瑕疵担保責任とは、作成したものに不備があった場合に、無償で修正したり補償を行うことをいいます。(正解)
選択肢イ:情報システムが業務に合わせて適切に利用されているか、セキュリティ上の問題を専門的な立場から調べ、アドバイスを行うことをいいます。 選択肢ウ:サービス提供者とサービス利用者との間で取り決めたサービスレベルの契約のことをいいます。
選択肢エ:現在稼働しているシステムに対して、障害が発生する前に障害が発生しないように点検・保守を行うことをいいます。

問36 プロジェクトの参加メンバが、それぞれ1対1で情報の伝達を行う必要がある。このとき、プロジェクトの参加メンバ数と情報の伝達を行うために必要な経路の数と関係に関する記述として、適切なものはどれか。
参加メンバが1人増えた場合の経路の数の増分は、元の参加メンバが多いほど大きくなる。
参加メンバが1人増えると経路の数は必ず一つ増加する。
参加メンバ数xと経路の数yの関係はy=x!で表される
参加メンバ数xと経路の数yの関係はy=x2で表される。
解答
解説 いくつかの例を考えながら、答えを導いていきます。

x=2:1人目と2人目の一本→y=1
x=3:1人目と2人目、1人目と3人目、2人目と3人目→y=3
x=4:1人目と2人目、1人目と3人目、1人目と4人目、2人目と3人目、2人目と4人目、3人目と4人目→y=6

x=n:最初の1人目は他のn−1人とn−1本の経路を結ぶ。2人目は1人目と自分を除くn−2本の経路を結ぶ。3人目は、1人目と2人目と自分をの除くn−3本の経路を結ぶ
となっていくので、x=nとすると、y=n−1+n−2+n−3+・・・=Σn−1

1人増えるとn−1本増えるため、選択肢アが正解といえます。

問37 ホワイトボックステストのテストケース作成に関する記述のうち、適切なものはどれか。
入力条件が数値である項目に対して、文字データを設定してテストケースを作成する。
入力データと出力データを関係グラフで表現し、その有効な組合せをテストケースとして作成する。
人の体重を入力するテストで、上限値を300kg、下限値を500gと設定してテストケースを作成する。
プログラムのすべての分岐経路を少なくとも1回実行するようにテストケースを作成する。
解答
解説 テストの種類について以下にまとめます。

まず、内部構造と入出力の観点から以下の2つの種類があります。
ホワイトボックステストは、内部構造に着目し論理がきちんとできているかを調べるテスト。単体テストなどに用いられ、条件網羅率などを調べる。
ブラックボックステストは、入力と出力の関係が仕様書通りにできているかを調べるテスト。結合テストなどに用いられ、限界値分析、同値分析などを行う。

選択肢ア:入力の条件を見ているので、ブラックボックステストの説明です。
選択肢イ:入力と出力を見ているので、ブラックボックステストの説明です。
選択肢ウ:入力の範囲を見ているので、ブラックボックステストの説明です。
選択肢エ:プログラムの内部構造を見ているので、ホワイトボックステストの説明です。(正解)

問38 プロジェクトに関する変更項目a〜cのうち、プロジェクト・スコープでの変更管理の対象項目だけを全て挙げたものはどれか。

a 該当プロジェクト中に発生する要件に関係する関連法規の変更
b 顧客要求事項の変更
c プロジェクトメンバの所属部署名の変更
a,b
a,b,c
b,c
解答
解説 プロジェクト・スコープとは、プロジェクトに関わりのある要素であり、変更管理とは、管理対象がいつどのような理由で、どこが修正されたかを管理するものです。

a,bはプロジェクトが成果物を作成する上で、重要な要素であるため管理対象となります。
cは、プロジェクトを実施するメンバに関するもので、プロジェクトとは直接関係がありませんので、管理対象外となります。

問39 複数のプロジェクト間の調整や各プロジェクトのマネジメントを支援する組織のことをプロジェクトマネジメントオフィスという。プロジェクトマネジメントオフィスの役割に関する記述a〜cのうち、適切なものだけを全て挙げたものはどれか。

a 個々のプロジェクトに対して資金などの財務的な支援を行う。
b 担当要員の調整など、組織の共有資源の最適化を行う。
c プロジェクトマネージャの作業を支援する。
a,b
a,b,c
b,c
解答
解説 プロジェクトマネジメントオフィス(PMO)とは、プロジェクトを幾つも抱えるような大きな企業において、プロジェクト管理を専門にサポートする組織をいいます。プロジェクトマネジメントの標準化や技術的なサポート、プロジェクト間の調整などを行います。

a:財政支援はプロジェクトマネジメントではありませんので、対象外です。
b:組織の資源の最適化は個々のプロジェクトでは難しいため、PMOが支援します。
c:プロジェクトマネージャーはプロジェクト運営の責任者なので、プロジェクト管理の面でPMOが支援します。

問40 システム開発における共通フレームの目的として、適切なものはどれか。
コンピュータシステムの運用、管理業務に関して体系化されたガイドラインを提供する。
事業者間などで用語やその意味する内容が異なっていないことを想定し、相互の理解を助けるための共通の物差しを提供する。
システム開発時に管理・技術の両面で組織における情報セキュリティを確保するための対策を提供する。
プロジェクト管理において必要な知識を体系化して提供する。
解答
解説 共通フレーム2007はソフトウェア開発作業全般にわたって“共通の物差し”を使うことによって、作業範囲・作業内容を明確にし、取得者と供給者の取引内容を明確にすることを目的としています。また、プロセスの可視化と信頼性ガイドライン要素を重視しています。

他の選択肢は以下のようになります。
選択肢ア:システム管理基準
選択肢ウ:情報セキュリティ管理基準の目的
選択肢エ:PMBOK(Project Management Body of Knowledge)の目的