平成25年度 春期 ITパスポート試験 問21−40 問題編




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ITパスポート

(エントリ試験)

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問21 電子レンジ、炊飯器などの家電製品に組み込まれているコンピュータの総称として、適切なものはどれか。
スーパーコンピュータ
パーソナルコンピュータ
マイクロコンピュータ
ミニコンピュータ

問22 事業部制組織を説明したものはどれか。
構成員が、自己の専門とする職能部門と特定の事業部を遂行する部門の両方に所属する組織である。
購買・生産・販売・財務などの仕事の性質によって、部門を編成した組織である。
特定の課題のもとに各部門から専門家を集めて編成し、期間と目標を定めて活動する一時的かつ柔軟な組織である。
利益責任と業務遂行に必要な職能を、製品別、顧客別又は地域別にもつことによって、自己完結的な経営活動が展開できる組織である。

問23 ソフトウェアライフサイクルを、企画、要件定義、開発、運用のプロセスに区分したとき、要件定義プロセスで明確にする項目はどれか。
システムを開発する目的
ソフトウェア構成品目ごとの機能と能力
データベースの構造
利害関係者のニーズと要望事項

問24 SWOT分析の説明として、適切なものはどれか。
企業を取り巻く外的環境に潜む機会及び脅威、企業がもつ強み及び弱みを分析することによって、企業活動の今後の方向性を導き出すための手法である。
財務の視点、顧客の視点、業務プロセスの視点、学習と成長の視点から企業の業績をバランスよく評価・分析するための手法である。
自社の活動が顧客にとって最終的にどのような価値を生み出し、それは顧客を満足させられるかという観点から企業活動をデザインする手法である。
市場の成長率とマーケットシェアの二つの定量的項目で作られたマトリクスに事業をプロットし、経営資源の配分の最適化を行う手法である。

問25 他社に損害を与える目的で、他社のサービス名と類似したドメイン名を取得して使用するような行為を禁止している法律はどれか。
個人情報保護法
電気通信事業法
不正アクセス行為の禁止等に関する法律
不正競争防止法

問26 株主総会の決議を必要とする事項だけを、全て挙げたものはどれか。

a 監査役を選任する。
b 企業合併を決定する。
c 事業戦略を執行する。
d 取締役を選任する。
a,b,d
a,c
c,d

問27 個人情報保護法における個人情報に該当するものだけを全て挙げたものはどれか。

a 顔がはっきり映った防犯カメラの映像
b 従業員名が記載された人事考課表
c 話者が判別できる通話記録の音声
a,b,c
a,c
該当なし

問28 表に示すA社の損益の変化に関する記述のうち、適切なものはどれか。

画像(問28)を表示できません
売上総利益が減って、経常利益は増減がなかった。
売上総利益は増減がなく、営業利益が減った。
営業利益が減って、経常利益は増減がなかった。
営業利益は増減がなく、経常利益が増えた。

問29 バリューエンジニアリングにおいて、価値を定義する二つの要素はどれか。
粗利と売上原価
機能とコスト
計画と実績
固定費と変動費

問30 情報システムに蓄積されたデータを分析し、業務に活用することを目標としているが、社員の経験不足のために進んでいない。目標の実現に向けての優先度の高い取組みとして、最も適切なものはどれか。
分析に用いる高機能のPCを各部署に1台設置する。
分析に利用可能なデータの提供時期を早める。
分析に利用するソフトウェアの性能を向上させる。
分析の代表事例と分析用テンプレートを提供する。


問31 IT統制は、ITに係わる全般統制や業務処理統制などに分類される。全般統制はそれぞれの業務処理統制が有効に機能する環境を保証する統制活動をいい、業務処理統制は業務を管理するシステムにおいて承認された業務が全て正確に処理、記録されることを確保するための統制活動をいう。統制活動に関する記述のうち、全般統制に当たるものはどれか。
全社で共通に用いるシステム開発の規定
全社で共通に用いる人事システムの利用範囲の限定方法
全社で共通に用いる経理システムのマスタデータの維持管理方法
全社で共通に用いる購買システムの入力エラーの修正手続

問32 実環境と同様のハードウェア、ソフトウェアを準備し、端末からの問合せのレスポンスタイムが目標値に収まることを検証した。このテストはどれか。
システムテスト
ソフトウェア結合テスト
単体テスト
ホワイトボックステスト

問33 システム開発プロセスには、システム要件定義、システム設計、プログラミング、テスト、ソフトウェア受入れがある。新規のシステム開発において、開発の初期の段階でシステム要件として定義するものはどれか。
システムの機器構成
システムの開発標準
システムの対象範囲
システムのテスト計画

問34 プロジェクトの人的資源の割当てなどを計画書にまとめた。計画書をまとめる際の考慮すべき事項に関する記述のうち、最も適切なものはどれか。
各プロジェクトメンバの作業時間の合計は、プロジェクト全期間を通じて同じようになるようにする。
プロジェクト開始時の要員確保が目的なので、プロジェクト遂行中のメンバの離任時の対応は考慮しない。
プロジェクトが成功することが最も重要なので、各プロジェクトメンバの労働時間の上限は考慮しない。
プロジェクトメンバ全員が各自の役割と責任を明確に把握できるようにする。

問35 ソフトウェアの受入れ検収以降、一定期間内に発見された欠陥に対して、開発側が無償で修正を行ったり損害賠償責任を負ったりすることを何と呼ぶか。
瑕疵担保責任
システム監査
サービスレベル契約(SLA)
予防保守

問36 プロジェクトの参加メンバが、それぞれ1対1で情報の伝達を行う必要がある。このとき、プロジェクトの参加メンバ数と情報の伝達を行うために必要な経路の数と関係に関する記述として、適切なものはどれか。
参加メンバが1人増えた場合の経路の数の増分は、元の参加メンバが多いほど大きくなる。
参加メンバが1人増えると経路の数は必ず一つ増加する。
参加メンバ数xと経路の数yの関係はy=x!で表される
参加メンバ数xと経路の数yの関係はy=x2で表される。

問37 ホワイトボックステストのテストケース作成に関する記述のうち、適切なものはどれか。
入力条件が数値である項目に対して、文字データを設定してテストケースを作成する。
入力データと出力データを関係グラフで表現し、その有効な組合せをテストケースとして作成する。
人の体重を入力するテストで、上限値を300kg、下限値を500gと設定してテストケースを作成する。
プログラムのすべての分岐経路を少なくとも1回実行するようにテストケースを作成する。

問38 プロジェクトに関する変更項目a〜cのうち、プロジェクト・スコープでの変更管理の対象項目だけを全て挙げたものはどれか。

a 該当プロジェクト中に発生する要件に関係する関連法規の変更
b 顧客要求事項の変更
c プロジェクトメンバの所属部署名の変更
a,b
a,b,c
b,c

問39 複数のプロジェクト間の調整や各プロジェクトのマネジメントを支援する組織のことをプロジェクトマネジメントオフィスという。プロジェクトマネジメントオフィスの役割に関する記述a〜cのうち、適切なものだけを全て挙げたものはどれか。

a 個々のプロジェクトに対して資金などの財務的な支援を行う。
b 担当要員の調整など、組織の共有資源の最適化を行う。
c プロジェクトマネージャの作業を支援する。
a,b
a,b,c
b,c

問40 システム開発における共通フレームの目的として、適切なものはどれか。
コンピュータシステムの運用、管理業務に関して体系化されたガイドラインを提供する。
事業者間などで用語やその意味する内容が異なっていないことを想定し、相互の理解を助けるための共通の物差しを提供する。
システム開発時に管理・技術の両面で組織における情報セキュリティを確保するための対策を提供する。
プロジェクト管理において必要な知識を体系化して提供する。