平成21年度春期 シスアド 問1−20 問題編
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シスアド
(初級システムアドミニストレータ試験)
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解答と解説
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問1
ディジタルカメラで撮影した画像データを、取外し可能なメディアに記録する。このメディアに使用する半導体メモリとして、適切なものはどれか。
ア
DRAM
イ
SDRAM
ウ
SRAM
エ
フラッシュメモリ
問2
A〜Dを、主記憶の実効アクセス時間が短い順に並べたものはどれか。
ア
A,B,C,D
イ
A,D,B,C
ウ
C,D,A,B
エ
D,C,A,B
問3
RAIDの特徴として、適切なものはどれか。
ア
個々の磁気ディスク装置のデータ転送速度が高速になる。
イ
個々の磁気ディスク装置の容量の合計よりも、大きい容量が実現できる。
ウ
複数の磁気ディスク装置の併用によって、システムとしての性能と信頼性の向上が期待できる。
エ
複数の磁気ディスク装置をアクセスする必要があるので、データのアクセス時間が長くなる。
問4
多くの周辺機器を、ハブを使ってツリー状に接続できるインタフェース規格はどいれか。
ア
IDE
イ
RS−232C
ウ
SCSI
エ
USB
問5
プラズマディスプレイの説明として、適切なものはどれか。
ア
ガス放電によって発生する光を利用して映像を表示する。
イ
自身では発光しないので、バックライトを使って映像を表示する。
ウ
電極の間に有機化合物を挟んだ構造で、これに電気を通すと発光することを利用して映像を表示する。
エ
電子銃から電子ビームを発射し、管面の蛍光体に当てて発光させ、文字や映像を表示する。
問6
1画面が30万画素で、256色を同時に表示できるPCの画面全体を使って、30フレーム/秒のカラー画像を再生して、表示させる。このとき、1分間に表示される画像のデータ量(Mバイト)に最も近いものはどれか。ここで、データは圧縮しないものとする。
ア
77
イ
270
ウ
540
エ
2,300
問7
仮想記憶方式が主記憶に及ぼす効果はどれか。
ア
主記憶の実アクセス速度が速くなる。
イ
主記憶の情報が電源を切っても消えない。
ウ
主記憶の見掛け上の容量が増加する。
エ
主記憶をキャッシュメモリとして使用できる。
問8
三つのジョブA〜Cのプリンタ出力をスプーラ経由で行う。各ジョブは、同時に処理を開始し、Aは10秒後、Bは70秒後、Cは80秒後に処理を終了し、プリンタ出力要求を発光する。スプーラは、処理要求を受け付けた後、プリンタ出力が終われば次のプリンタ出力を開始する。プリンタへの出力時間はどのジョブも30秒である。すべてのプリンタ出力が完了するのは、ジョブが開始してから何秒後か。
ア
100
イ
110
ウ
120
エ
130
問9
スタンドアロンで使用しているPC上のデータベースを処理するのに、順次アクセスを伴う処理に時間がかかるようになった。データ件数はほとんど変わっていないとき、原因として考えられるものはどれか。
ア
削除済みのデータなど、無駄なレコードを読んでいる。
イ
データの追加・削除が繰り返され、データベースファイルの記憶領域が断片化している。
ウ
データベースの空き領域が増加してアクセス時間が長くなっている。
エ
ハードウェアの劣化によって、磁気ディスクと処理装置間のデータ転送速度が低下している。
問10
データ管理ユーティリティの一つである。アーカイバの機能を説明したものはどれか。
ア
磁気ディスクに、データを記録するための領域と、それを管理するための領域を作成する。
イ
データのバックアップや配布のために、複数のファイルを一つにまとめたり、元に戻したりする。
ウ
不正使用や破壊からデータを守るファイルプロテクトや、不正コピー防止のためのコピープロテクトなどによって、データを保護する。
エ
フラグメンテーションが発生した磁気ディスクで、ファイルを可能な限り連続した領域に再配置する。
問11
集中処理システムと比較した場合の分散処理システムの特徴として、適切なものはどれか。
ア
一部の装置の故障がシステム全体の停止につながることが多い。
イ
機能の拡張や業務量の増大に対応したシステムの拡張が困難である。
ウ
機密保護やセキュリティの確保が容易である。
エ
システム全体を効率よく運用するための運用管理が複雑になることが多い。
問12
コンピュータシステムによって処理時間単位当たりに処理される仕事の量を表す用語はどれか。
ア
スループット
イ
ターンアラウンドタイム
ウ
タイムスライス
エ
レスポンスタイム
問13
システムの平均故障間隔は360時間で、故障の修復に平均40時間かかっている。このシステムの稼働率の向上を図るために、190時間に1回の割合で定期的に保守を実施することにした。この定期保守のために、システムを平均10時間停止させるが、これによって故障は起きなくなる。
定期保守を実施する場合としない場合の、システム故障率の差は幾らか。
ア
0.050
イ
0.058
ウ
0.100
エ
0.111
問14
システムの信頼性を比較する目的で稼働率を測定するのに適切な時期はどれか。
ア
システムの運用を開始した直後に発生したトラブルが解決されて安定してきた時期
イ
システムの運用を開始した時
ウ
システムリリースの可否を判断する時期
エ
長期間のシステム利用を経て、老朽化するトラブルが増え始めた時期
問15
関係データベースを利用する際に入力する利用者IDに関する記述のうち、適切なものはどれか。
ア
利用者IDごとに、表の利用を制限したり、許可したりする。
イ
利用者IDは、表の利用を許可するために、表ごとにただ一つ決められている。
ウ
利用者IDを利用することによって、表に対するアクセスの排他制御を行う。
エ
利用者IDを利用することによって、複数の表に対する更新の同期制御を行う。
問16
DHCPを説明したものはどれか。
ア
IPアドレスからMACアドレスを取得するためのプロトコルである。
イ
IPアドレスからホスト名を取得するためのプロトコルである。
ウ
IP通信においてエラー通知や通信状態の診断に使用されるプロトコルである。
エ
LANに接続する端末に、アドレスプールからIPアドレスを割り振るためのプロトコルである。
問17
図の環境で利用される@〜Bのプロトコルの組合せとして、適切なものはどれか。
問18
Webサーバに対するアクセスがどのPCからのものであるかを識別するために、Webサーバの指示によってブラウザに利用者情報などを保存する仕組みはどれか。
ア
CGI
イ
Cookie
ウ
SSL
エ
URL
問19
情報分析と意思決定を支援する目的で、基幹業務システムからデータを抽出、再構成して蓄積されるデータベースを示す概念はどれか。
ア
グループウェア
イ
データウェアハウス
ウ
ピープルウェア
エ
ファームウェア
問20
Javaアプレットに関する記述のうち、最も適切なものはどれか。
ア
クライアントにアドオンとして組み込んで実行する。
イ
サーバからダウンロードしてクライアントで実行する。
ウ
サーバ側にあるHTML文章と連携しながら処理を行う。
エ
ソースプログラムは、コンパイルせずに実行できる。